| レクサスESついに発売。価格は598万円から |
レクサスがこれまで予告してきた新型「ES」を日本でも発売。
レクサスESは「LS」とともにレクサスブランド立ち上げ当初からラインアップされるものの、日本への導入は「初」。
そして日本導入にあたってレクサスはアメリカ仕様のESにも採用されない「ミラーレス」つまりデジタルアウターミラーを装着。※オフィシャルフォトでは通常ミラーが装着されている
これは「世界初」の装備であり、非常に大きなインパクトがある、と言えそうです。
なお、ドアミラーの代わりにカメラを装着する手法として、技術的にはBMW、メルセデス・ベンツ、アストンマーティン、ランボルギーニ、アウディもコンセプトカーに採用していることでわかるとおり「実用段階」にあるものの、これが(市販モデルとして)法規的に許される国は今のところ日本くらいだそう。
デジタルアウターミラーの映像は室内から見るとこんな感じ。
ちょっと違和感がある感じで、やはり「最初からそのように設計されてないとデザイン的にはしっくりこないのかもしれません。
レクサスESは「異なる要素を両立」
なお、今回レクサスはESの国内導入に際して下記のようにレクサスESの特徴について述べています。
・ESの原点である乗り心地、静粛性、広い室内空間といった「上質な快適性」のさらなる進化
・新世代レクサスを象徴する内外装デザインの大幅な変革
・GA-Kプラットフォームや2.5Lハイブリッドシステムによるレクサス独自の「すっきりと奥深い」走り
・世界初採用のデジタルアウターミラーなど、最先端の安全技術を採用
レクサスESは1989年の発売以来、今回の新型ESで「7代目」を数えるに至っていますが、レイアウトとしては「FF」。
よってLS等に採用されるFRプラットフォーム「GA-L」とは異なる「GA-K」を採用することになり、トヨタ曰くこのプラットフォームの利点は「低重心、広い室内」。
さらに「乗り心地」と「操縦安定性」という相反しがちな二つの要素を両立したことも大きな特徴だとして紹介しています。
レクサスESの価格やグレードはこうなっている
レクサスESについて、そのボディサイズは全長は4,975ミリ、全幅1,865ミリ、全高1,445ミリ。
さすがに世界中で販売されるだけあってそのサイズは「ワールドクラス」だと言えそう。
レクサスESのパワートレーンは2.5リッターガソリンエンジン+ハイブリッドの一本で、グレードも「レクサスES300h」のみ。
ただしバージョンとしては3つあり、ベースグレードの「レクサスES300h(5,980,000円)、「レクサスES300h F Sport(6,290,000円)」「レクサスES300h バージョンL(6,980,000円)」まで。※駆動方式はFFのみ
F Sportでは専用スピンドルグリル、専用サイドガーニッシュ、専用19インチホイール、専用インテリアカラーなどが与えられることになり、グッとスポーティーな外観となっています(一番上の画像のとおり)。
レクサスESの内外装はこんな感じ
レクサスESのボディカラーは全12色。
レクサスESの主戦場となるアメリカの嗜好を反映してか、グレー系が多くなっています(ここにはアップしていないものの、マーキュリーグレーマイカ、プラチナムシルバーメタリックといった”同じようなトーンの”メタリックグレーがある)。
まずはレッドマイカ クリスタルシャイン。
ブラック。
ソリッドとなりますが、やはりセダンには「黒塗り」としてソリッドブラックの選択肢は必須なのかも。
グラファイトブラックガラスフレーク。
ソニックチタニウム。
サンライトグリーンマイカメタリック。
アイスエクリュマイカ。
ヒートブルーコントラストレイヤリング(ES300h F Sport専用色)。
ディープブルーマイカ。
ソニッククォーツ。
ほか、ホワイト系としてはES300h F Sport専用色として、ホワイトノーヴァガラスフレークも揃います。
レクサスES300hの内装色は「シャトー」「トパーズブラウン」「ブラック」、レクサスES300h F Sport専用色としては下の画像の「フレアレッド」「ブラック」、レクサスES300h バージョンLは「リッチクリーム」「シャトー」「トパーズブラウン」「ブラック」といったカラーが選択可能。
オーナメントパネルについては「バンブー」「縞杢(ブラック/ブラウン)」「本アルミ」が内装色にあわせて選べ、これもアメリカ市場の好みなのか、明るい色を含む多種多様なカラーが用意されています。
VIA:LEXUS