今のところはアシッドグリーンかオレンジ
さて、ポルシェ718ケイマンのブレーキキャリパーペイントを画策中。
購入時からこのペイント計画はあったものの、「ブレーキパッドが擦り減ったり、ブレーキフルード交換時期にあわせてペイントするか」というのが当初の予定。
というのもブレーキキャリパーのペイントにはキャリパーの分解、それに付随してブレーキフルードの入れ替えが必要となるためで、「新車のうちにそれを行うのはもったいない」と考えたわけです。
今思えばけっこうブレーキキャリパーを塗ってきた
ただ、「あまりにも」ブレーキダストがよく出ること、いつの間にか納車から8000キロ程度も乗ってしまい、「このあたりで低ダストブレーキパッドへの交換と一緒に、キャリパーをペイントしてみてもいいか」と思った次第。
現時点ではとくに「どの色がいい」というものはありませんが、ぼくは常々「そのクルマ(のボディカラー)に合った色を選びたい」とも考えています。
今までにブレーキキャリパーをペイントしたのは997世代の911カレラで、これはボディカラーに合わせて「イエロー(PORSCHEロゴはシルバー)」、981ボクスターでは「シルバー(PORSCHEロゴはブラック)」。
フェアレディZ(Z32)はゴールド、アウディTT、レンジローバー・イヴォークは「ブラック」、フォルクスワーゲン・シロッコはボディカラー同様の「ヴァイパー・グリーン」、BMW i3は車体アクセントカラーのエレクトリックブルー。
こうやって見るとけっこう今まで塗ってきたなという感じですが、ランボルギーニ・ウラカンの場合は純正オプションにて「イエロー」、ガヤルドではブラックを選択しています。
そこでどうするよポルシェ718ケイマン
そこで今回のポルシェ718ケイマンですが、「何色にするか」が悩みどころ。
ポルシェのカーコンフィギュレーターでシミュレーションできれば助かるものの、ポルシェは「オプションでブレーキキャリパーのカラーを選べない」ので、それができるランボルギーニにて、雰囲気をつかむためにいくつか「例」を作ってみることに。
もっともぼくの718ケイマンのボディカラー「グラファイトブルー」に近いと思われる「グリージョ・テレスト(イタリア空軍をイメージしたカラー。ぼくはこれを見て”グレー”というボディカラーに興味を持った)」にてサンプルを見てみましょう。
まずは現在のブレーキキャリパーのカラーでもある「ブラック」。
これはこれでシブくていいとは思うのですが、ポルシェの「ブラック」キャリパーはブラックペイントではなく、アノダイズド仕上げのブラック。
よって質感がペイントほど高くなく(光沢もない)、かつ使用しているうちに熱で「色あせてきて」、これがまた見た目をちょっと貧弱だと感じさせることに。
こちらはブルー。
寒色系でまとめるといった感じですね。
定番の「レッド」。
なお、ポルシェにおいて「レッド」は「S」がつくモデルなど上位グレードに採用されるため、ベースグレードのブレーキキャリパーをレッドにペイントするのは「(コンプレックスを持っていると思われるようで)ちょっと気が引ける」と考えています。
そして「グリーン」。
アストンマーティンの「AMRライム」等、最近はグリーンをブレーキキャリパーに採用する例も多く、比較的ぼくが注目しているのがこのカラー。
なお、ポルシェはブレーキキャリパーのカラーを「グレード」「性能」で区別していて、ポルシェのハイブリッドモデルに採用されるのがこの「グリーン(もうちょっと明るめの”アシッドグリーン”)」。
こちらはイエロー。
ポルシェにおける「イエローキャリパー」はPCCBつまりカーボンセラミックブレーキに対してのみ与えられます。
ちなみにポルシェの最新ブレーキシステム「PSCB(タングステンコーティング)」のキャリパーはホワイト。
こちらはオレンジ。
現時点で最有力とも考えているカラーですが、ぼくは比較的明るい色が好きなこと、そしてポルシェにはオレンジのブレーキキャリパーが(純正で)存在しないこと、グレーのボディカラーと相性が良いこと、がその理由です。
そのほかにもゴールドやシルバー、ボディカラー同色など様々な選択肢を考えているものの、少しの間はこれで悩むことになりそうです(ブレーキキャリパーのカラーはどんな色でも指定できる。ドイツ国旗風の3色塗り分けでもOK)。