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もっとも有名な「レース用」フェラーリF40LM。3台製造されたうちの一台が競売に登場し、予想落札価格は10億円

投稿日:2019/02/02 更新日:

スポンサーはボールペンの「パイロット」

生産わずか3台のみとされる「フェラーリF40LM」の一台、シャシーナンバー74045”パイロットF40”が競売に登場。

フェラーリF40そのものは1987年に発表された限定モデルで、当初350台限定の予定だったものの、あまりに大きな反響があったために生産を延長して1992年までに1,311台を生産しています。

デザインはピニンファリーナ、そしてエンツォ・フェラーリが手がけた最後の限定フェラーリということで今なお高い人気を誇るほか、「そのままレースに参加できる」というコンセプトをそのまま再現したため、あまりに運転が困難なことでも有名ですね。

出力はなんと最大で780馬力

そんなF40ですが、レース用として「F40 LM」が3台、F40コンペティツォーネが16台がミケロット(レーシングカーコンストラクターで、現在でもフェラーリのレーシングカーを手がける)によって生み出され、これはより大きなIHI製のターボチャージャー、そして発生する熱に対応するためのインタークーラー、ウェーバー・マレリ製のインジェクションシステム、レース用ブレーキシステム、そしてこれもレース用のトランスミッションを持っています。

その結果出力はノーマルの478馬力から一気に700馬力以上にまで増加し、中には780馬力を発生する個体も。

このパイロットF40はF40LMとしては「3台目」で、もともとプリプロダクションプロトタイプとしてフェラーリが使用していたものをミケロットへと(フェラーリが)送り込んでレーススペックへと改造したもの。

この個体は多くのレースに参戦し、1995年と1996年のル・マンをはじめ(1995年は総合12位、GT1クラスで6位)各種GTシリーズでも活躍することに。

コンディションは「トップクラス」で、各種ヴィンテージレーシングイベントへの参加はもちろん、フェラーリの開催する「クラブGTコンペティツォーニ」への出場も可能だそう。

スポンサーは文房具の「パイロット」(フロントフードにペンの絵が描かれている)。

ボディカラーは「フレンチブルー」だとされますが、パイロットコーポレーションは好んでブルーを用いているため(ロゴもブルー)、このボディカラーはパイロットの意向なのかも。

ブレーキペダルには滑り止めが施され、アクセルペダルは当時「当たり前」だったケーブル式(アクセルワイヤー)。
このワイヤーの取り回しもけっこうスロットルレスポンスに影響したりして、当時乗っていたクルマの「ワイヤーの滑り」を良くしたり、ということに腐心していたことを思い出します。

シートはスパルコ。

競技用なのでもちろん消化器も。

メーターもシンプルなレース用。

たしかにインタークーラーは「巨大」。
エキゾーストパイプの取り回しはかなり独特ですね(左右から出しても良さそうですが、なぜかトランスミッションの上を通ってセンター出し)。

シフトノブにも滑り止めっぽい模様が。

ドアを開くときはこのケーブルを「引っ張る」ことで行います。

 

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