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トヨタ・クラウンは65周年!高年齢層向けのクルマなのにグレード名は全部「S ”Elagance Style II”」などフル英文字のナゾ。欧米コンプレックスからいつ抜け出せるのか

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| どうもトヨタ/レクサスのやり方には消費者不在を感じられて仕方がない |

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トヨタは「クラウンが65周年」を迎えたこと、そして65周年を記念する特別仕様車を発売するとアナウンスするとともに、一部改良も発表しています。

一部改良の内容は非常に警備に位とどまり、T-Connect SDナビゲーションシステムに対しSmart Device Link、Apple Carplay、Android Auto対応機能を追加。

加えてインテリアの一部に合成皮革を用いることで質感を高めた、としています。

ただ、ぼくが気になるのは限定車のことではなくトヨタの戦略について。

一体トヨタはどこへ向かうのか、新型クラウンについて何を目指したのだろうかということを考えてみます。

トヨタはなぜクラウンのグレード名をすべてアルファベットにしたのか

そして今回発売される特別仕様車は3つあり、1つは「RS ”Limited” / RS Four ”Limited”」、2つ目は「S ”Elagance Style II” / S Four ”Elegance Style II”」、三つ目は「S“Sport Style” / S Four“Sport Style”」。

それぞれの紹介の前にぼくが思うのは、「クラウンのグレードは過去最高レベルにややこしくなったな」ということ。

これまでのクラウンは豪華な「ロイヤル」、走りの「アスリート」と明確に区別していて、かつそれぞれの中で上下がわかりやすく、自分がどれを選べばいいか、そして「一番高いやつ」がわかりやすかったわけですね。

ただ、現行クラウンは「ロイヤル」「アスリート」という区別がなくなり、さらには「どれが一番高いか」もわかりにくくなっています。

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クラウンは「いつかはクラウン」という言葉が示す通り、クルマを超えてある種の象徴となっていて、そういった人々にとっては、新型クラウンが登場するたびに「一番高いやつを持ってきて」という注文の仕方をするのが常であり、しかし今はそういった選び方ができないので自尊心が満たせない、ということに(それが原因で現行クラウンが売れていないとも言われる)。

そしてぼくが疑問に感じるのは「なんでグレード名を全部アルファベットにしたんだろうな」ということ。

現行クラウンのグレードは2.0L S “C package”や2.0L RS Advance、2.5L HYBRID S“C package”、3.5L HYBRID G-Executive、HYBRID 2.5 RS“Limited”といった感じで全部アルファベット。

つまりは「ハイブリッド2.5RSリミテッド」じゃダメなん?ということですが、クラウンの顧客というのは(その高い年齢層ゆえ)アルファベットに弱い層なんじゃないかとも考えていて、こうういったトヨタの方向性はちょっと疑問に感じるところ。

これはおそらく顧客の若返りを狙ってのことだと考えられ、トヨタそしてレクサスに見られる最近の傾向ですが、トヨタの狙いに消費者がついてこれないんじゃないかと心配になったりします。

他の自動車メーカーはどうなのか

そこで気になるのが他の自動車メーカー。

スバルは「LEVORG 1.6GT EyeSight Smart Edition」といった感じでやはりアルファベット。

ホンダもフィットでは「BASIC」とアルファベット表記を用いている他、機能についても「HONDA Connect」といった感じでアルファベットを多用しています。

スズキは「スペーシア カスタムHYBRID XSターボ」といった感じで英文字とカタカナ併用。

マツダは「MAZDA3 FASTBACK」と車名については英文字、SKYACTIV-Xのように機能の多くも英文字。

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全般的に見ると、ここまで英文字の使用が普及していることにも驚かされますが、こういった傾向は「ipod」「ipad」「iphone」といったアップル製品のヒット以降各メーカーがこぞって採用しだしたように記憶していて、とくに機能についてはアルファベットを使用することが多く、そうすると「なんかすごい他社にはない機能」だったり「特許をとった革新的な機能」だと消費者に思わせることができると考えているのかもしれません。

ただ、実際のところ消費者の多くはそういった英文字表記や、英文字ばかりの機能解説について「ウザい」と感じている人が多いと思われ、やっぱり消費者に伝わっていないんじゃないかと思うのですね。

こういったあたり、いつまでたっても日本の自動車メーカーが欧米コンプレックスから抜け出せていないと感じるところでもあります。

とくにトヨタ、レクサス、マツダはオフィシャルフォトについても海外の風景を採用し、かつ欧米人モデルを起用することが大半なので、なおのこと「強いコンプレックスを持っているんだろうな」と感じさせられますね(正直なところ、もっと自信をもって”日本ならでは”の素晴らしいクルマであることを、日本企業として日本語でアピールしてほしい)。

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海外の自動車メーカーはどうなのか

そこでもう一つ気になるのが海外の自動車メーカー。

メルセデス・ベンツの場合は「C 220 d ステーションワゴン ローレウスエディション」といった感じでアルファベット表記。

BMWも「4シリーズ カブリオレ」とカタカナ表記を採用しており、プレスリリースだと「M2 CS(エム・ツー・シー・エス)」といった感じで、アルファベットには読み方を記載してくれるほどの親切さです。

つまり、日本の自動車メーカーは無理やり英文字表記を行っているのに対し、海外の自動車メーカーは親切に日本語表記をしてくれているということになり、これは面白い逆転現象でもありますね。

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VIA:Toyota

 

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管理人:JUN

ランボルギーニ/ポルシェ/ホンダオーナー。 ハイパフォーマンスカーを中心に、それにまつわる話、気になるクルマやバイク、モノ、出来事などを紹介します。

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