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ヤリスクロスが”レクサスBX”として発売されるというウワサ。その可能性を考えてみた!

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| どれだけUXのシェアを奪わずに販売台数を増やせるかが焦点となりそうだ |

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さて、トヨタは「ヤリス クロス」を発表したところですが、これはほうぼうで大絶賛されている模様。

「ヤリス」と名がつくもののヤリスとは共通性のないデザインを持ち、そしてヤリスほどアクが強くなく、高級感が演出されているところが良かったのかもしれませんね。

そんなヤリス クロスですが、日本とフランスにて生産され、もちろん日本での発売も決定済み。

そして今回なんと、これが「レクサスBX」として2023年に発売されるのでは?という報道が登場しています。

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本当にレクサスBXは登場する?

そこでこの可能性について検討してみたいと思いますが、まずは商標という観点から。

日本の特許庁で検索をかけると「レクサスBX」の登録はなく、これだけを見ると発売の可能性は「薄い」。

参考までにNXやUX、RXについては細かいグレードごとに商標登録がなされています。

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ただ、かなり高い確率で発売されそうなレクサス「LQ」についても商標の登録は(現時点で)なされていないので、レクサスとしては比較的”発売直前”でないと登録をしないという可能性も。

よって、商標の観点からは「なんとも」ということになりそうです。

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レクサスは安価なモデルを投入しないと明言していたが

レクサスBXが発売されるとなると、それはUXの下に位置する「最も安価な」モデルということになりますが、レクサスは過去に「330万円以下のモデルは発売しない」と明言したことも。

これはつまり「その価格帯だと利益を確保できない」ということを意味し、レクサスがプレミアムブランドであり続け、トヨタに利益をもたらし続けるためには、販売されるクルマは一定の価格帯以上でなければならない、ということですね。

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ただ、これは2018年夏の話であり、現在では状況がまた異なるものと思われます。

それはつまり「新型コロナ」であって、この影響によってトヨタは取引銀行に1兆円もの融資枠を要請。

トヨタは実質無借金経営なので借金をしたとしても屋台骨がゆらぐわけではありませんが、それだけ強い危機感を覚えていると考えて良さそうです。

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そして、現在のレクサスの国内販売を見てみると、最も売れたのは「レクサスUX」。

2019年では14,409台を売って2位のレクサスES(11,140台)に差をつけることに(ただし2020年ではRXの後塵を拝している)。

やはり数を売るには求めやすい価格が重要なのだと思われ、この先行き不透明な世の中において、もしレクサスBXが発売されたとなると、UXの例から見ても「ベストセラー」となるのはかなり高そう。

おまけに「ヤリスクロス」というベースモデルが存在し、まったくの新規にて開発するわけではなく、比較的低いコストで「売れる可能性が高い」クルマを作ることができるわけですね。

トヨタがレクサスBX投入をためらう理由があるとすれば?

こう考えるとレクサスは「BX」を投入すべきだとも考えられるものの、問題があるとすれば「レクサスUXのシェアと利益を食ってしまう」可能性があること。

レクサスUXはC-HR(GA-Cプラットフォーム)をベースにしたクルマで、UX250hでは4,328,704円、レクサスUXでは3,972,222円という値付けを持っています。

パワートレーンが異なるので単純な比較はできないものの、C-HR(1.8リッター+ハイブリッド)のトップレンジであるG-T 4WDの2,863,000円よりはかなり高く、つまり「利益が取れるクルマ」だと言えそう。

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仮にレクサスBXが発売されたとなると、これまたヤリスクロスの価格や、レクサスBXのパワートレーンについては未定なので判断は難しく、しかしプラットフォームがGA-Bであることをや、ヤリスクロスがベースということが広く知られてしまうと「さほど高い値付け」を行うことは難しく、1台あたりの利益がレクサスUXを下回る可能性も。

そして、1台あたりの利益が低いのに、レクサスUXのシェアを奪ってしまえば、トータルとしての利益は「(販売台数が増えたとしても)下がってしまう」ことになるわけですね。

これを回避するには、UXとは全く異なるデザインを持たせ、異なる客層を呼び込むしかなさそうですが、現在レクサスはトヨタブランドとは異なって「デザインの統一性」を重視しており(トヨタだと同じSUVでもハリアー、RAV4、C-HR、ヤリスクロスのデザインが全く違う)、スピンドルグリルはじめデザイン的な共通性をUXやNXと持たせざるを得ず、となると「差別化が難しい」という実情も。

このあたりがトヨタにとっては「悩ましい選択」ということになり、ひたすら台数を追求するBMWとは異なって、効率を追求するトヨタがどう判断するのか、ということになりそうです。

VIA:汽車之家

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