| あまりに市場のポルトフィーノMに対する反応が静かすぎる |
さて、先日突如として発表されたフェラーリのニューモデル、ポルトフィーノM。
エンジン出力アップ、8速DCT採用、5ポジションのドライブモード(マネッティーノ)装備が主な特徴として挙げられています。
なお、ポルトフィーノMの「M」はイタリア語のModificato(改良、モディファイ)を示し、全域に渡って改良が実施されているのは言うまでもなさそう。
そして今回、早速ポルトフィーノMのカーコンフィギュレーターが公開されており、その内容を見てみたいと思います。
ポルトフィーノで選べるボディカラーは28色
まずはポルトフィーノMのボディカラーについて、コンフィギュレーター上で選べるのは28色。
先代ポルトフィーノでは27色だったので、1色だけ増えたということになりそうですね。
もちろん、この28色に不足があれば、フェラーリのパーソナリゼーションプログラム「テーラーメイド」にて自由にカラーを調合してもらうことも可能です。
なお、フェラーリというとレッドやイエロー、ホワイトといった鮮やかなボディカラーが印象的ではあるものの、実際にはシルバー、メタリックグレー、ゴールド、メタリックブルー系を多数そろえており、意外やシックなカラーが多いということもわかります。※ランボルギーニやマクラーレンのような、明るいブルーやグリーンが用意されていない
ルーフはブラックも選択可能
そしてルーフはボディカラー同色、もしくはブラックから選択可能。
ボディカラー同色だとこんな感じです。
こちらはブラックルーフ。
ホイールは3種(シルバーやマットといったフィニッシュが用意され、合計7パターン)。
ブレーキキャリパーはシルバー、ブラック、ダークブルー、レッド、イエロー。
こちらについてもランボルギーニやマクラーレンのように「オレンジ」「グリーン」がなく、これはフェラーリの常でもあります。
フロントだと、スプリッターをカーボン化したり、フロントグリル内に設けられたルーバーのフィニッシュを変更することが可能。
テールパイプはクローム、ブラック、マットシルバーの3パターン。
これは最近のフェラーリの例に漏れない仕様です。
インテリアの仕様は多種多様
そしてインテリアに目を移すと、シート形状の選択肢は3種類、そしてベースカラーは16色から選択可能。
こちらについてもボディ外板色同様、ビビッドなカラーが用意されてないことがわかり、やはりフェラーリは「エレガントさ」を重視しているのだということも改めて理解できるところ。
そのほかインテリアオプションだと各部のカーボン化、メーターカラーの変更も可能。
カーペットのカラーは9色から選ぶことができ、このあたりの選択肢の豊富さはフェラーリならでは。
そのほかは助手席ディスプレイ、アルミ製ペダル+フットレストがオプションとして名を連ねます。
インテリアについては、リアバルクヘッドやルーフライナー、ステアリングホイールといった部位別のカラー選択、かつステッチやシートベルトといった細かい部分の選択もできるはずですが、オンライン上のコンフィギュレーターでは省略されており、そのあたりの仕様を決めるには、フェラーリ正規ディーラーに設置されているディーラー専用コンフィギュレーターを使用することになりそうですね。
ポルトフィーノMではこんな仕様を選んでみた
そして今回ぼくが選んだのがこの仕様。
これまでぼくが好んできた仕様とは大きく変わっていますが、ボディカラーはAVORIO、内外装にはカーボンパーツ。
ホイールはマット仕上げのグレー、ブレーキキャリパーはイエローです。
インテリアは外装と同系色のSABBIA、メーターのカラーはイエロー、カーペットはブラウン。
かなりシックな仕様ではありますが、一度はこういった渋いカラーを持つスーパーカーに乗ってみたいものです。
参照:Ferrari