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国がEVを推進するのに対して消防署は「EVの事故や火災に対する対処法が不十分」。このままEVが増加すると現場が対応しきれなくなることに

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「EV」「ハイブリッドカー」の火災に対するマニュアル拡充が急務

ブルームバーグによると、米国では、EVやハイブリッドカーが火災を起こした際、どう対処するかの対応マニュアルがまだ十分には整備されていない、とのこと。

つまりはリチウムイオンバッテリーが発火した際の対処ということになりますが、調査によると65%の消防署が「トレーニング不足」だと回答しており、発火した際にどう対応するかは「成り行き次第」になっているということを表しています。

なお、よく報道される「モバイルバッテリーの発火」の例のように、リチウムイオンバッテリーの発火はそう珍しいものではなく、「起こりうる現象」だと捉えておくべきなのかもしれません。

実際にEVの火災は少なくはない

実際のところEVの火災の例は世界各地で報じられており、やはり販売台数の多いテスラの報告例が多いようです。

そして炎上するケースの大半は「充電中だった」だとも報じられており、となると周囲にクルマが停まっているケースもあると思われ、消化活動が難しくなる例もあるのかも。

こちらは先日話題となった、中国にてEVが爆発した、という例。

中国というと「なんでも爆発する」というのがネット上での定説となっていますが、EVとなるとその破壊力が文字通り桁違いとなっているようです。

中国製バッテリーは危険性をはらむ

現在、自動車業界においては「EV開発競争」真っ只中にあり、各社とも覇権を握ろうとしのぎを削っている状態です。

そのため価格を優先して中国のバッテリーメーカーと手を組む例もあるようですが、中国製バッテリーについては多くの危険性が指摘されている模様。

よって、中国産バッテリーを採用する場合でも、そのクルマは「中国内での販売に止める」例も多いようですね(中国産バッテリーが中国国内で爆発した場合、中国政府がある程度守ってくれるのかも)。

自動車メーカーによるトレーニング実施が不可欠

なお、EVやハイブリッドカーの火災に対する訓練を行おうにも、消防署側が自主的にこれを遂行するのは難しいと思われ、となると自動車メーカーが率先してこれを行うしかないのかもしれません。

その構造やリスクを承知しているのは、実際にそのクルマを設計した自動車メーカーでもありますし、火災でなくとも救助の際に「どうすれば感電を防げるか」を理解しているのも自動車メーカーなのだと思われます。

ポルシェの場合、実車を使用し、実際に破壊しながら構造とリスクを解説する(消防士向けの)トレーニングを行っていると聞きますが、他の自動車メーカーについても(報道されないだけで)同様の例もあるのだと考えられ、しかしアンケートでは「まだまだトレーニング不足」という結果を示していることを考慮するに、(EVを後押しするのであれば)国の主導や補助をもって、自動車メーカーによる講習を実施すべきなんだろうな、とも思います。

こちらは鎮火後、「どうしても再発火のリスクをぬぐいきれない」としてBMW i8をプールにドボンしてしまった(そうするより他になかった)例ですが、このようなケースを見ると「EVやハイブリッドでトラブルが起きると修理費が高くつく」=任意保険の料率クラスも高いんだろうなということが想像できますね。

参照:Bloomberg, Random Earth, min marine

 

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管理人:JUN

ランボルギーニ/ポルシェ/ホンダオーナー。 ハイパフォーマンスカーを中心に、それにまつわる話、気になるクルマやバイク、モノ、出来事などを紹介します。

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