| 車体後部には「ビールクーラー」を搭載 |
フォルクスワーゲンにてエクステリアデザインを担当するデザイナー、Alexis Poncelet氏が「ホンダHR-Xデルソル」なるレンダリングを作成して公開。
なぜフォルクスワーゲンではなくホンダなのかは不明ですが、かなり魅力的な作品に仕上がっています。
なお、ホンダはこれまで「HR-V(Hi-rider Revolutionary Vehicle=車高の高い革命的なクルマ)」「CR-X(=Car Renaissance+未知数のX)デルソル(太陽)」というクルマを発売しており、このHR-Xデルソルはその融合、かつ未来型なのだと思われます。
ホンダは常に革新的な企業だった
なお、ホンダCR-Xデルソルは1992年に登場しており、CR-Xの後継というポジションではありますが、CR-Xの事故率が高かったことから(保険料も高くなったので)方向転換を図り、オープンモデルのみの展開に絞ってイメージチェンジを狙ったと言われています。
最上位グレード「SiR」に搭載されたエンジンは170馬力を発生する強力なB16A(もちろんVTEC)ではあったものの、CR-Xデルソルでは「走り」を全面に押し出すことはなく、「楽しさ」を全面に押し出していたように記憶しています。※イメージカラーは画像の「パラダイス・グリーンパール」
ルーフはデタッチャブル式もしくは電動格納式の「トランストップ」を採用しており、リトラクタブル式ハードトップの先駆け的存在であったと考えて良さそうですね(ただしルーフは折りたたみ式ではなく、アームによってトランク内に格納されるという独特の方式)。
-
名車(迷車?)の多いホンダ!ホンダファンのボクが「これまでの革新的な車」を並べてホンダの起こしたパラダイムシフト、そして問題を探る
| ボクはホンダの考え方が大好きだ | さて、ぼくはホンダファンの一人ではありますが、「ホンダのスポーツカー」というよりは「ホンダの思想」のファン。そしてホンダのどういったところに魅力を感じているのか ...
続きを見る
HR-Xデルソルはこんなクルマ
そして今回のHR-Xデルソルですが、デルソル=太陽というイメージからはちょっと想像ができないダークなイメージ。
SF映画に出てきそうな雰囲気を持っていますが、フロントグリルの(向かって)左側には「H」マークが入っています。
雰囲気的には「ホンダe」のグリル部分やボンネットにも通じるものがありますが、ここからさらに「未来」へ向かっているようにも見えますね。
ボディ形状としては「トラック」ということになるのだと思われますが、荷台はそう大きくなく、用途としてはかなりミステリアスですね(トヨタbBオープンデッキのような)。
ちなみにタイヤはむき出しのオフロードタイプ。
動力源はバッテリー+エレクトリックモーターだと紹介されています。
こちらはリアに荷物(ビールクーラーらしい)を載せた状態。
ちなみにこの荷台はCR-Xデルソルのトランクリッドをイメージしている、とのこと。
同デザイナーはマツダ626のレンダリングも公開
なお、Alexis Poncelet氏は「マツダ626」のレンダリングを公開。
未来のマツダ6ということになりそうですが、すっきりとしたスタイリングを持っています。
こちらもタイヤが露出しており、これが同氏の持つ個性ということになりそうですね。
合わせて読みたい、関連投稿
-
ホンダS2000が現代に登場したら?NSXのフロントデザインを持つ新型S2000のレンダリング
| 誰がどう見ても、紛うかたなきS2000 | CGアーティスト、Jon Sibal氏が「もしもホンダS2000が復活したら」というレンダリングを作成。説明がなくとも「これはホンダS2000」だとわか ...
続きを見る
-
ホンダがNSXを存続させるにはこの道しかない?「NSXををSUVにしてみたレンダリング」登場
| ただしコルベット、フェアレディZなどはSUV化の話が出ており、マスタングには”マッハE”が登場 さて、オーストラリアでは販売終了が決定したホンダNSXですが、今回「NSXをSUVにしてみた」レンダ ...
続きを見る
-
ホンダやフェラーリで経験を積んだデザイナーの描く「NSXコンセプト」!そのほかマツダ、日産等の秀逸なレンダリングも
| いずれも劣らぬ素晴らしいデザイン | ホンダやジャガー・ランドローバー、BMWでエクステリアデザイナーを努め、フェラーリではエクステリアデザインチームのインターンシップも経験したデザイナー、ジュリ ...
続きを見る