| どう考えてもこの状態のマクラーレンGTに需要があるとは思えないが |
それでも買い手があるとなると、おそらくは車台番号が目当てか
さて、かつてマクラーレンGTだった物体が販売開始予定。
販売を行なうのはCopartですが、同社は北米やドバイに拠点を構え、事故のほか、火災や水没等にて走行不能となった個体を多く販売しています。
ちなみにこの物体が出品されているのはテキサス州ヒューストン。
-
【動画】もうわけがわからない。ドバイにはこれだけ廃車や捨てられたスーパーカー、高級車が眠っている
| 大半はオークションに出品されるそうだが、売れずに残っているクルマも多いようだ | さて、世界各地で外出制限が徐々に解除されつつあり、それと同時にユーチューバーたちも活動開始。今回はドバイ在住の女流 ...
続きを見る
なぜこうなったのかはわからない
なお、Copartに表示されているステータスは「火災」、ダメージの範囲は「全身」とあり、しかしなぜこうなったのかは明かされず。
事故によって炎上したのか、単に車輌から発火したのか、それとも保管中の家屋や出先にて駐車していたところ火事に遭ったのかどうかは不明ではありますが、とにかく見ての通り「全焼」しています。
フロントからリアまでまんべんなく焼けており、ここまでクルマが燃えるのか・・・と空恐ろしくなるほどですね。
画像を見ると、毛バタキのような、モフっとした物体が見えますが、これはおそらくカーボン製フレームの「繊維」。
金属に加え、カーボンファイバーを成形する樹脂が完全に燃えてしまい、しかしカーボン「ファイバー」のみは燃えずに残り、その繊維だけがバラけた結果がこれなのだと思われます。
果たしてこの状態でも需要はあるのか?
カーボンバスタブシャシーを持つスーパーカーは燃えてしまうと、こんな感じで「完全に」形を失ってしまうということになりますが、ちょっと気になるのが「この状態でも車台番号は残っているのか」。
この状態だと誰がどう見ても復元は不可能ではあるものの、それでも車台番号は生きているのか、それとも登録を抹消しない限りは復元可能かどうかに関係なく車台番号を残せるのかはちょっと謎。
ただ、Copartは過去に何度も「もう絶対に復元できない」スーパーカーを何度か販売しており、ちゃんと買い手がついているので、こんな状態でも需要があるのだと思われ、その需要とはつまり車台番号なのだと思われます。
-
え?これがフェラーリ?燃えて完全に形がなくなったフェラーリ458が販売に。「腐っても鯛」だが需要はあるの?
| これでもおそらくは誰かが買う | ダメージを受けた車両専門売買サイト、米Copart。通常の中古車売買サイトでは販売できないようなレベルの車両や完全な不動車まで様々なクルマが売られていますが、今回 ...
続きを見る
合わせて読みたい、燃え尽きたスーパーカー関連投稿
-
その価値6600万円のジンガー・ポルシェが火事で燃える!完全に、そしてすべてのパーツが消失し価値がほぼゼロに
| ここまで燃えるとおそらくレストアは困難 | さて、クラシックポルシェをフルレストアし、珠玉のクルマを作り上げることで知られるジンガー・ビークルデザイン。これまでには130台ものカスタムカーを送り出 ...
続きを見る
-
【動画】独にてランボルギーニが違法レース中にクラッシュ!オーナーは100万フォロワーのインスタグラマー、一般車を巻き込む死亡事故を起こし跡形もなく燃える
| 例によってランボルギーニ・アヴェンタドールのオーナーは一命をとりとめ、一般車のドライバーが死亡 | 日本でもスーパーカーの暴走そして事故が報じられていますが、今回はドイツにて、著名SNSインフルエ ...
続きを見る
-
スーパーカーは燃えたらこんなになってしまうんか・・・。1250馬力、ツインターボ化したランボルギーニ・アヴェンタドールが跡形もなく燃える
| ハイパワー化、とくにツインターボ化にはリスクが伴う | マンソリーがカスタムしたランボルギーニ・アヴェンタドールのコンプリートカー「カーボナード」がチェコ共和国はプラハにて全焼してしまうという事案 ...
続きを見る
参照:Copart