■近況について

ランボルギーニ・アヴェンタドールSを見てきた。その細部を画像で紹介してみる

2017/06/04

ランボルギーニ大阪さんにて、アヴェンタドールSが展示中。
以前のプレビューイベントやサービス工場でもアヴェンタドールSを見せてもらっていますが、何度見てもそのインパクトは抜群。

アヴェンタドール”S”はアヴェンタドールのフェイスリフト版となりますが、細部のデザインが「ランボルギーニ最新のもの」となり、しかし一方では細部に過去のランボルギーニ車へ用いられていたデザインへのオマージュが見られ、「過去と未来をつなぐ」という意味合いが強くなっているように思います。

リアはこういった感じ。
アヴェンタドールに比べると横方向への繋がりが強調されているように見えますね。

ちなみにウラカンのリアはこんな感じ。
ウラカンの方がずいぶんシンプルに見えますが、面にせよ突起にせよ線にせよ、アヴェンタドールSの方がそれぞれ一つか二つづつ多い、という感じです。

ウラカンのリアに突起が二つあれば、アヴェンタドールSは三つある、という感じですね。

それはフロントも同じで、やはりアヴェンタドールSの方が数段複雑な構成を持っています。

アヴェンタドールからアヴェンタドールSへとスイッチするにあたり大きく変わったのはフロント。
「網」を使用したグリル部分が減っており、これは最近のランボルギーニにおけるひとつの傾向。
ウラカン・ペルフォルマンテに至っては「グリルレス」となっていますね。

なお、フロントには「ハの字」に見えるパーツがありますが、これはデザイナーによると、「サメのヒレ」「毒ヘビの牙」をイメージしたもの、とのこと。

Cピラー上のエアインテークはアヴェンタドールでの「可動式」から「アヴェンタドールSV」同様の固定式へ。
これは軽量化を狙ったもの、とアナウンスされています。

各部カーボンパーツ。
これはオプションパーツを装着したもの(標準はおそらくセミグロスブラック)。

リアのホイールハウス。
これはアヴェンタドールに比べて大きく変わったところで、カウンタックに採用されていた、そしてカウンタックのデザイナーであるマルチェロ・ガンディーニ氏が好んで採用した形状ですね。

ただしアヴェンタドールSではリアホイールハウス前について、エアアウトレットを兼ね、デザインと機能とを融合させた意匠となっています。

なおこちらがカウンタック。
このリアフェンダーの形状はマルチェロ・ガンディーニ氏作品の特徴とも言えますね(アヴェンタドールはガンディーニ氏のデザインではなく、この形状の再現は過去へのオマージュ)。

ホイールはこれもオプションのセンターロック式。
ブレーキディスクは標準にてカーボンセラミックとなっています。

ちょっと面白いのはリアのナンバープレート。
欧州方式の横長タイプだとぴったりと天地が収まり「ボディに張り付くように」取り付けができると思われますが、日本の天地が高いナンバープレートだとアヴェンタドールSのナンバープレート装着スペースに(縦方向が)収まらず、画像のように「下側を浮かせないと」取り付けできない、ということに。

おそらくデザイン時に日本のナンバープレートの形状を考慮しなかったのだと思いますが、こういった「割り切り」がいかにもランボルギーニっぽくて良いですね。

そのほかアヴェンタドールSの画像。

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