>その他アメリカ車

ダッジ・チャレンジャー・デーモンは大成功。「まだ一台も作ってないのに通常版チャレンジャーが売れまくっている」

2017/09/26

| やっぱりなにかの「象徴」が必要だ |

ダッジ・チャレンジャーSRTデーモンはダッジにとって救世主となった模様。
これは840馬力を発生するアメリカンマッスルカーですが、メーカー純正なのにドラッグレース専用タイヤを装着している(合法)、シートが運転席の”一つ”しかない、オプション装着で0-100キロ加速が2.1秒になる、などという過激な仕様が話題に。
加えて高額にもかかわらず予定販売数量(3300台)に一瞬に達してしまい、正規ディーラーがプレミアムを載せた上で「購入権」を転売し、儲けを狙っているような状況となっています。

デーモンが「チャレンジャー」全体のブランド価値を押し上げる

ダッジ(FCA)のスポークスマンによると、「我々はまだ市販用に一台のチャレンジャーSRTデーモンを生産していないが、この反響は驚くべきものだ。そのおかげで、今年だけで47,496台のチャレンジャーが売れた。この数字は2008年から2012年までに販売した台数よりもずっと多い」とのこと。

ダッジはすでにエンジンは通常のチャレンジャー(2018年モデルから)向けに、エンジンはそのままにワイドフェンダー、グリル、スポイラーなどを「デーモン風」にするオプションも公開しており、今回の「デーモン・エフェクト」を最大限に活用する意向。
こういった効果を見るに、やはり自動車メーカーにとっては「実用性に欠けるといえども」ブッチギリのモデルが必要だ、と考えたりします。

合わせて読みたい、チャレンジャー関連投稿

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

  • この記事を書いた人

JUN

2013年より当ブログを運営中。 国産スポーツカー、ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等を乗り継ぎ現在に至ります。 単なる情報の記載にとどまらず、なにかしら自分の意見を添え、加えてクルマにまつわる関連情報(保険やメンテナンスなど)を提供するなど「カーライフを豊かにする」情報発信を心がけています。 いくつかのカーメディアにも寄稿中。

->その他アメリカ車
-, , , ,