テスラ・サイバートラックの内装がイベント参加者によって捉えられる！新型ステアリングホイールに巨大なセンターモニター装備

｜　テスラ・サイバートラックの生産開始に向け、様々な仕様が明らかに　｜

ただし最も重要なモーターやバッテリーの仕様、そして価格についてはまだアナウンスされていない

さて、今月はじめにはテスラのテキサス工場（ギガテキサス）にて株主向けのイベント”サイバーラウンドアップ”が行われていますが、そこでサプライズ登場となったのがサイバートラックのプロトタイプ。

これは「かなり市販バージョンに近い」とされる仕様を持っており、イベント参加者であれば自由に見たり触ったりできたようで、そのためいくつかの動画や画像がネット上に出回っています（ただし思ったほどは多くない）。

今回は珍しく内装を捉えた画像が公開

そしてこれまでは主に外装を捉えた画像や動画ばかりが出回っていたものの、今回は珍しく内装を写した写真が公開されており、おそらくは今までで「もっとも明確にサイバートラックのインテリアを捉えたもの」だと思われます。

画像は2枚あり、1枚は運転席に座った状態で撮影していて、ステアリングホイールの形状は新しい「上下フラット」ですが、これはヨーク式ステアリングホイールが不評だったことを反映したためかもしれません。

ダッシュボードは広々としており、Aピラーの後ろには三角窓が設けられることで視界を確保していますが、それでも「死角が問題になるかもしれない」というコメントを残す人もいるもよう。

センターのディスプレイは非常に大きく（サイズは不明）、いわゆる「メーターパネル」も見当たらず、さらには物理スイッチもステアリングホイールのスポークという思いきりようで、しかしダッシュボードの下には緊急停止ボタンのようなものもあるので、まだまだこの車両は「なんだかんだ言ってプロトタイプ」ということもわかりますね。

なお、センターコンソールは非常に大きく、これによって「サイバートラック・コンセプト」にあったミドルシートが消失しており、ここは「（ミドルシートあり/なし）両方を選べる」のかどうかはちょっとナゾ。

そしてこの画像だとシート下部の形状を見て取ることができますが、面白いのは「電動シートの調整スイッチがサイバートラックのボディ形状っぽい」ということ。

テスラは製造コストを圧縮するために各モデル間でのパーツを共通する傾向にありますが、このパーツだけは「サイバートラック専用」なのかもしれません（この部品が他モデルに使用されるとは、その形状からして考えにくい。そしてこれはデザイナーがいかにサイバートラックを重要視しているかということを表しているのかもしれない）。

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参照：InsideEVs