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タイヤメーカーのコンチネンタルがEV用の新型ホイール/ブレーキを発表。けっこう画期的

投稿日:2017/08/24 更新日:

 

タイヤメーカーの「コンチネンタル」がEV向けの「デュアル・ニュー・ホイール・コンセプト」を公開。
「アウター」と「インナー」に構造が分かれ、アルミ製のブレーキディスクを持っています。
コンチネンタルによると重量が軽くて済み、効きがよく、メンテナンスも容易で、ブレーキディスクは車本体の寿命と同じくらい長持ち、とのこと。

画像を見るとホイールとブレーキディスクが合体しており、ブレーキキャリパーはブレーキディスクの内側に位置。
現在の一般的なブレーキだと、ハブにブレーキディスクが接合されているので「ブレーキディスクの内側から」ディスクを挟んで制動力を発することは不可能で、しかしこの構造だとそれが可能に。

ただし大パワー車や高速走行、重量の重い車に向かないのは間違いなく(ローター径が小さくなったのと同じで、しかも大きなキャリパーを装備できない)、コンチネンタルが装着を想定しているのは「小型から中型のEV」。

現在タイヤメーカーは様々な方法で環境負荷を減らす方法、例えば転がり抵抗を減らす方法、パンクに関係なく走行できるタイヤ(交換しなくて良くなれば環境負荷は減る)など様々。

ただしタイヤメーカーが「ホイールとブレーキ」にまで対象を拡大するのは非常に稀で、かつ今回の案は比較的実用性が高いようにも思われます(寿命を除けばドラムブレーキでも同様の効果を発揮できそうではありますが)。

加えてEVの場合は「EVならでは」の要件・構造があり、まずはバッテリー消耗を抑えるために「軽いこと」や回生ブレーキを効かせやすいこと、インホイールモーターの可能性などガソリン車とは異なる部分が多数。
その意味では「ガソリン車には向かない/不可能でも、EVには最適/EVにしか採用できない」構造もあると思われ、今後はこれまでの(内燃機関搭載車の)常識にとらわれないようなブレーキシステムが出てくるのかもしれませんね。

なお、ブレーキシステムで画期的だと思ったのはアルファロメオSZ/RZ”イル・モストロ”に採用される「インボード式」で、これはホイール内側ではなくデフの両脇にブレーキディスクを配置したもの。
これによって大きくバネ下重量を軽減できることとなっていますが、EVだとインボード式で、ディスクを一枚にするだけでも(スポーツ走行をしない前提で)ブレーキに要する重量が「半分」になりそうです。

関連投稿:発電するタイヤ。グッドイヤーが熱を電気に変換するBH03を発表

 

グッドイヤーがタイヤの熱を電気に変換する技術を公開。
現在はまだ実用には至っていないものの、大きな可能性がありますね。
自動車の摩擦、それによって生じる熱などは「捨てられて」いるところが多く、これを活用できれば大きくEVの走行距離が伸びる可能性もあります。

なお、BMW i3のタイヤは専用品で、ブリジストンが開発したものですが、聞くところによるとブリジストンがF1撤退を決めた際、そのチームがこのタイヤを開発したそうですね。

タイヤの走行抵抗という観点からはタイヤはずいぶん発達しましたが、まだまだ可能性のある部品でもあり、グッドイヤーの新技術の実用化には期待したいと思います。
※ホイールにはトヨタのマークがあり、トヨタも一枚噛んでいる模様


関連投稿:ヨコハマがタイヤに「スポイラー」装備。これが未来のタイヤ?

 

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ヨコハマタイヤがタイヤ側面に整流効果のあるスポイラーを提案。
東北大学と共同にて研究を行い、空気抵抗を引き下げる効果のある構造物を付与するようです。

自動車各メーカーは空気抵抗を引き下げるための試みを行っていますが、タイヤ、ホイールはまだまだ改良の余地があるのかもしれませんね。

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関連投稿

ブリジストンが珍車発表。空気のいらないタイヤを装着した自転車「エアフリー・コンセプト」

ブリジストンが「パンクしないタイヤ」を持つ自転車を市場に投入する可能性がある模様。
「ブリジストン・エアフリー・コンセプト」と題され、文字どおりタイヤは空気を必要としない構造となっています。
本来はタイヤの中に(自転車だとチューブ)入っている空気が路面からの衝撃を和らげるはずですが、この新しいタイヤには空気がなく、代わりにスポークがしなって衝撃を吸収する構造となっているようですね。

ブリジストンはこのタイヤを2019年に市場へ投入したいとしていますが、通常の自転車用ホイール+タイヤに比べると重そうにも思われ、乗り手の体力を奪いそう。
もしくは電動アシスト自転車だとバッテリーを消費しそうでもあり、まだどのくらいの実用性を持つのかは未知数。
それでも通勤や通学に使用したりと「パンクによる遅刻が許されない」環境で自転車を使用する人には歓迎されそうではありますね。

なお自動車用でも過去に同様のコンセプトを持つタイヤがミシュランなどから発表されていますが、なかなか実用化に至らないのは様々な問題があるのだと想像できます。

そういえば、「パンクしても走れる」ランフラットタイヤが登場したときにBMWは全車にこれを装着する方向に向かいましたが、いつの間にかなくなってしまったなあ、と思います(重量があり、硬いので乗り心地も悪かった)。

ノーパンクタイヤ時代の到来?ハンコックの空気レスタイヤが量産間近

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ハンコックが開発を進めている空気レスタイヤ「iFLEX」。

耐久性や強度、安定性に関するテストをクリアし、生産を行おうかという段階に達しているようです。
組成が通常のタイヤとは異なり環境負荷が小さいとのことで、もしラジアル構造でなければリサイクルも容易かもしれませんね(詳細は今のところ不明)。

安全性や環境、メンテナンス性を考慮した製品でありグリップを追求した製品ではないと思いますが、そのぶんコンパクトカーやEVに採用すると相当に大きなメリットが出るのかもしれません。

ルックスも未来的なので、とくにEVやハイブリッドにはマッチするのかもしれませんね。
(ただしあまりにタイヤが目立つので、車の方もそれなりのデザインレベルが要求されそうですが)。

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