| さっそく新名神の開通したて区間を走ってきた |
さて、2018年3月18日に川西〜新神戸間が開通したばかりのE1A新名神高速道路(NEXCO西日本のページはこちら)。
いままでぼくが住む地域から神戸に行くのはけっこう手間(渋滞する場所を抜けなくてはならない)だったものが、これが出来たことで一気に時間が短縮されることに。
ぼくの場合は「箕面とどろみ」が最寄りインターとなり、ここから一気に神戸ジャンクションまで走れることになります。
これで車のクラッチにも負担がかからない
それまでは下道で40分くらいかけて中国自動車道豊中インターまで行く必要があり(渋滞する)、帰りもやはり豊中インターで降り、そこから渋滞に巻き込まれながら帰る必要があったわけですね。
正直なところこれは車のクラッチにはあまり良いとは言えず、そのために神戸に行くのをためらうことが多かったものの、これで渋滞を気にせず神戸方面へと行けることに。
なお、これまで中国自動車道を通っていた時にはもう一つ問題があって、それは帰り(東行き)の際に必ず遭遇する「宝塚トンネルの渋滞」。
とにかくこの渋滞は関西では有名で、ロボットクラッチの車だと(ランボルギーニ・ガヤルドのEギアやフェラーリF430のF1、マセラティ・グラントゥーリズモのカンビオコルサなど)この渋滞でクラッチを焼いた、警告が出たという話も多数。
ストップ&ゴーが多いことに加えて「ジリジリ進む」ことになり、ロボットクラッチ(セミオートマティック、シングルクラッチ)にとって、この「半クラッチでちょっとだけ動く」のが一番負担がかかるわけですね。
つまり半クラッチの時間を極力短くする必要があるので「グッと」アクセルを踏み込むことになりますが、そのため前の車が動いてもすぐには進まず、ちょっと距離が開いてから車をスタートさせることに(距離が開いていないのに加速すると追突してしまう)。
あとはアクセルを抜いて惰性で進むことになるものの、とにかくここを走ると車(のクラッチ)が焦げ臭くなることがあって、心理的負担がキツイ区間でもあります。
「日本初」ペースメーカーライト
しかしながら今回E1A新名神開通によってその区間を通る必要がなくなったのが非常に嬉しく、早速神戸へ出かけることに。
道路がきれいなのはもちろんですが、NEXCO西日本自慢の「日本初の先進技術」が盛り込まれた道路には「へえー」と感心すること多数。
ぼくが最も驚いたのは「ペースメーカーライト」で、これはトンネル内のLED照明にグリーンLED(正確にはマルチカラー)が組み込まれており、この速度で走るといい、というペースを示してくれる(光の流れる速度で走ればOK)もの。
宝塚トンネルの渋滞は「トンネルに入ることで精神的圧迫感を感じ、車速が落ちる」ことで引き起こされると言われますが、それの防止も兼ねているようですね(NEXCOによると、逆にスピード出しすぎを抑える効果も)。
こちらが実際にその様子を録画したものですが、ホワイトの照明内に並行しグリーンのライトが「走って」いるのを確認できます。
動画だとちょっとわかりにくいものの、肉眼だとけっこうはっきりと確認でき、かなり「未来っぽさ」を感じるところでもありますね。
さらにこのマルチカラーLEDは落下物などがあって注意喚起を行う必要がある際にはイエロー、事故発生時にはレッドに光る(点滅する)とのこと。
そのほかの先進装備は事故発生時に「発生現場まで自走するロボットカメラ」、「双眼監視カメラ」「路側表示板」「本線情報板・インター入口情報板」などなど。
宝塚北サービスエリアも見逃せない
そして新名神神戸エリアの新名所とも言える「宝塚北サービスエリア」も大人気。
上り、下り両方からアクセスできますが、ぼくが行った時は行きも帰りも「満車(収容可能台数は400台)」で入れず。
ホームページを見るに有名ラーメン店の「どうとんぼり神座」はじめ「道のみなと」「めん処つる庵」「タカラヅカキッチン」「西谷食堂花ぐるま」が入るフードコート、関西の有名スイーツ店(「アンリ・シャルパンティエ」「神戸フランツ」「パブロ」「モンロワール」「福壽堂秀信」「ユーハイム」「ゴンチャロフ」)が集合した物販コーナー、さらにはインスタ映えを狙った鉄腕アトムのトピアリーがある模様。
そのほか入居しているお店は現時点で「Yogorino(ヨゴリーノ)」「きんぎんDO-」「TAKORAZUKA」「逆瀬川商店」「LINE DANCE」「森のパンお宝サン」「Tezuka Pockets (手塚治虫グッズ)」といったところ。
しばらくすればさほど混まなくなると思われ、頃合いを見計らって再度挑戦してみたいと思います。