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新型メルセデス・ベンツCクラス・クーペ/カブリオレ発表。C200のエンジンはなんと1.5リッター

2018/03/21

| エンジンはさらにダウンサイジング |

メルセデス・ベンツがCクラス・クーペとCクラス・カブリオレのフェイスリフト(マイナーチェンジ)版を公開。
実際の車両はニューヨーク・オートショーにてお披露目されるとのことですが、それに先駆けオンラインでの発表となります。
メルセデス・ベンツはすでに新型Cクラス(セダン)、Cクラス・ワゴンを発表しており、それらと同様に新しいバンパーやグリル、ヘッドライト、テールランプが外観における新型の識別点。

ライトの変更で表情が一新

なおインテリアの変更はごくわずかにとどまり、新しいステアリングホイール、タッチスクリーン式コントロールパネルの装備、タービンスタイルのスタートボタン/新型タッチパッドコントローラーの採用が主なもの。

ほか64色から発光色を選べるアンビエントライト、アップデートされたボイスコントロールシステム(LINGUATRONIC)、ウォールナットやオークを使用したトリムが選択できるようになったのもトピック(最近またウッドパネルが人気化?)。

欧州ではC200とC200 4MATIC(1.5リッターターボ+48ボルトEQブースト)がラインナップされ、これは184馬力のエンジンに14馬力のモーターを組み合わせたもので、つまるところシステム合計出力は198馬力、ということに。
0-100キロ加速は7.9秒、最高速度は時速239キロ、というスペックとなります。
そしてC300(2リッターターボ、255馬力/0-100キロ加速5.9秒)、ディーゼルモデルとしてはC220d(2リッターディーゼル、194馬力)、AMG版としてはC43(3リッターV6ツインターボ、390馬力)が用意され、これらの0-100キロ加速はそれぞれ7秒と4.7秒。

なお現在日本に導入されているのはC180クーペ(504万円)、C180クーペスポーツ(568万円)、メルセデスAMG C43 4MATICクーペ(921万円)というラインアップ。
C180については1.6リッターターボエンジンが搭載されますが、いかにEQパワーを獲得したとはいえども新型C200のエンジンは「1.5リッター」というのはかなり衝撃的ではあります。

なおテールランプは「バタフライ」。
ちょっと前まで採用を拡大していた「スターダスト・エフェクト」は最新のメルセデス・ベンツ各モデルには見られず、これは「消滅してゆく」のかもしれません。

「スターダスト・エフェクト」は光り方が柔らかく、しかし市場の嗜好としては「LEDらしくはっきり光る」ほうが良かったのでしょうね。

こちらは新型Cクラス・カブリオレ

マイナーチェンジ版メルセデス・ベンツCクラス・カブリオレのエンジンラインアップもCクラス・クーペ同様。

なお、フェイスリフトに伴い、Cクラス・カブリオレには「これまで選べなかった」ナイトパッケージが選択できるようになった、とのこと。

それにしても最近のメルセデス・ベンツ各モデルの質感向上は著しく、A/B/Cクラスであっても上位モデルに劣らない装備やデザインを持つに至り、「あえて上のモデルでなくてもいいか」と思わせるところすらありますね。

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