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ウブロ・オーシャノグラフィック・キングゴールドを買った(後編)。その詳細を見てみよう

2018/01/14

| 今までに購入した中では最大、そして最も重い |

hublot watch oceanographic

さて、購入したウブロ(HUBLOT)オーシャノグラフィックのレビュー。
ぼくが今までに購入した腕時計の中では最もケース径が大きく、そして最も重いものとなっています。
オーシャノグラフィックは「ダイバーズウォッチ」ですが、ぼくは素潜りしかしないので(昔はちょっとだけスキューバダイビングをしましたが)実用品として考えると全くの「無用の長物」。
それでも「高機能製品」に憧れるのは男子の常で、それは法定速度遵守をモットーとしながらランボルギーニ・ウラカンに乗っているのと同じですね。

それではオーシャノグラフィック1000を見てみよう

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画像だとちょっと薄く見えますが、実際のカラーはかなり赤みの強い”キング”ゴールドで、ケースは怒涛の48ミリ。
ぼくが今まで購入した中でも「最大」クラスで、オーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショアクロノグラフ(44ミリ)と比べても巨大。

なお潜水用と思われる黄色い針が文字盤12時位置にある「HUBLOT」の文字を常時隠しており、これはブランディングを強く意識するウブロらしくない仕様。

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画像ではわかりにくいのですが、オーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショアクロノグラフのベゼルに使用されているビスの角度は「すべて規則性を持って」います。
つまりビスの方向がベゼルの描く円に沿って揃っている、ということですね。

反面、ウブロ・オーシャノグラフィックのそれは方向がバラバラ。
これは組み立てる方法(設計)の差異ともいえますが、ウブロも頑張ればビスの方向を揃えることができたはずで、この辺り オーデマピゲが「雲上ブランド」と言われる格の違いを見せた形に。

なお、先日「ウブロっぽい」デザインの腕時計を発売して話題になったカシオG-SHOCKは見事このビスの向きを揃えています(撮影に使用され他モデルだけかもしれませんが)。

ちなみにウブロのケースは「削り出し」ではなく、サンドイッチ構造。
例えばロレックスのケースは「削り出し」なのでケース径が小さくともゴールドの使用量が多く高価になりがちですが、ウブロの場合は「ケースの上と下」がゴールドなだけで、「真ん中」はチタンなど別素材。
よって「見た目がデカいゴールドの腕時計」であっても実際はゴールド(素材としての金)の使用量が少なく、ウブロのゴールドモデルは「見た目の割に安価」「その割に表面積が大きくイバリがきく」と考えています(人生では、たまに、こういった大きなゴールドの腕時計をドドンと見せねばならない時もある)。

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つまり見えるところにしか金を使用していない、もしくは見せるために金を使用している、ということになり、ここはデザインの妙というか、ウブロが成功した理由の一つと考えても良いでしょう。
ただ、あまりにサイズが大きく、殆どの長袖衣類だと「袖先がモコモコ」してしまうことになり、半袖シーズンまで出番はなさそう。

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尾錠もサンドイッチ仕様。

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尾錠の中央にある、ベルトの穴に通すパーツ(名前がわからない)は以外と細く、これはオーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショアクロノと比較してもかなり細くなっています。
画像はカシオG-SHOCKとの比較ですが、(左の)G-ショックの尾錠の方がウブロっぽい(HUBLOTの”H”形状に)のは面白い事実。
ウブロはデザイン性やブランディングに非常にこだわっており、ビスのヘッドも「H」形状を持つ専用品ですが、このバックル部分は「抜かった」部分かもしれません。

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なお腕時計の「顔=表」に当たる部分はブラシ仕上げ。
ポリッシュではないので「傷が目立ちにくい」ということになりますが、ポリッシュの方が美しいのもまた事実。
ただ「ポリッシュ」はクセモノで、例えばゴールドなど柔らかい素材を使用した腕時計において、長袖で、そして硬い生地の衣類を着用すると、すぐにその袖先との摩擦でケース側面に傷が入ることに(ロレックスのゴールドモデルも同じ。さらにロレックスの場合はポリッシュの面積が多く、傷がより目立ちやすい。反面、オーデマ・ピゲについては傷つきやすいケース側面はブラシ仕上げとなっていて実用的)。

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色々なボタンがありますが、これらは一生使うことはなさそう。

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なおプッシュボタンはスクリュー式ですが、ねじ込んだときやその逆の動作を行った時の「変形」っぷりが独特です。

他の腕時計と比べて見るとどう?

カリブル・ドゥ・カルティエと。
カルティエの腕時計は文字盤に特徴がありますが、同じダイバーズウォッチでも全体的にウブロとは対極にあるシンプルさ。

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こちらはセイコー・アストロン(ジウジアーロ限定モデル)と。
デザインこそはジウジアーロではあるものの、やはりベースとなるアストロンのイメージを色濃く残しており、日本的な「ディティールへのこだわり」が見られる一本で、こちらもやはりウブロとは全く異なる趣を持つ腕時計ですね。

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やはりイメージが近いのは「オーデマピゲ」ですが、ウブロ自身も オーデマピゲからの影響を認めており、特にベゼルにはその共通した特徴を見ることができます。
他の画像はFacebookのアルバムにて公開中。

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