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カシオがウブロみたいなG-SHOCKを発売。カーボン製ベゼルを持つ「G-STEEL」新シリーズ

2017/11/27

独自路線のカシオにしては珍しく「他社製品に似た」腕時計

カシオGショック(G-SHOCK)から新シリーズ、「G-STEEL GST-B100シリーズ」が登場。

このシリーズは「カーボンベゼル」を使用していることが特徴なのですが、堅牢をウリにするGショックに今までカーボンケースがなかったのが不思議なほど。

なお、このカーボンベゼルは東レとの共同開発とのことで、デザインイメージは「鉄ヤスリ」。

バリエーションはブラック、シルバー、ゴールド

そのほかの特徴としては9時の位置にある手裏剣みたいな「ディスク針(ジェットエンジンのタービンブレードをイメージ)」、衝撃パーツをケース内に配置する「新レイヤーガード構造」、表裏で異なるカラーの「2色成形バンド(GST-B100XAのみ)」、夜間に文字盤を照らす「スーパーイルミネーター」、サファイアガラス採用の風防、Bluetooth、そしておなじみタフソーラー。

さらにはアプリをスマートフォンにインストールすることでスマホとの連携が可能となる「スマートフォンリンク機能」も搭載。

↓こちらはGST-B100TFB-1AJR、税抜き90,000円

どう見てもこのG-SHOCKはウブロに似ている

ただ、今回ぼくが思ったのは「ウブロにクリソツ」。

特に「ビッグ・バン」によく似ていて、特にカーボンベゼルのモデルにそっくり(現在はラインアップから落ちている)。

現在のラインアップだと「ウブロ・ビッグ・バン パーペチュアルカレンダー(HUBLOT BIG BANG PERPETUAL CALENDAR)にけっこう似ている、と思います。

しかしながらベゼルに用いられているビスの向きが「揃えられている」のはウブロよりも優れる点で、ここはさすが日本のメーカー、といったところ(カシオは最近やたらとビスにこだわっている。特に高価格帯モデルではなおさら)。

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↓こちらはGST-B100XA-1AJF、税抜き80,000円

カシオがウブロを意識したのは間違いない(と思う)

特にベゼルが別体構造になっていることやベゼル状のスクリュー、横から見ると金属と樹脂のサンドイッチ構造になっている(ように見せる)ところは共通性も

もちろん細部は異なりますし、価格帯や素材も異なるので、たとえ「似ている」としてもお互いに食い合うわけではないのも事実。

↓こちらはウブロ・ビッグ・バン パーペチュアルカレンダー

なおGショックは35周年記念モデルも登場しており、ブラックとゴールドのコントラストがなかなかナイス。

手軽にゴールドの腕時計を楽しみたい場合は結構いい選択かもしれません。

カシオは「オーデマピゲ風」Gショックも発売

なお、カシオはウブロのみならずオーデマピゲ風のG-SHOCK「GA-2100」も発売。

あまりにオーデマピゲ・ロイヤルオークに似ているため「カシオーク」なる不名誉なニックネームを頂戴し、サードパーティーからは「さらにオーデマピゲ・ロイヤルオーク」へと近づけるコンバージョンキットも発売されています。

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