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| 今では高級品で知られるダンヒルには、意外なルーツがあった |
さて、最近購入したもの3連発。
今回は「すべてダンヒル」でお届けしたいと思います。
まずは「モトジャケット(Moto Jacket)」ですが、これはダンヒルが定期的に発売するライダースジャケット。
生産数が少なく、毎回デザインが異なり、一定のコレクターがついていると言われる製品です。
ここでダンヒルについて説明をちょっとだけ行いたいと思いますが、ダンヒルはもともと馬具専門卸業として1880年に創業し、その後1893年に息子のアルフレッド・ダンヒルが自動車旅行用品製造販売業へと転換したのが現在の原型。
当時は相当数の自動車関連用品を揃えていたようで、当時のブティックの名も「Dunhill Motorities」。
これは「Motoring」と「Authorities」とをかけ合わせたダンヒルのための造語であり、つまりはそれだけ自動車に近いブランドである、と言えます。
現代のダンヒルは高級バッグやレザー、アパレルで知られるものの、これはアルフレッド・ダンヒルがアメリカへと視察へとでかけた際、ちょうど大恐慌(1929年)に遭遇し、ほとんどのモノが売れない中、ティファニーのような高級店に足を運ぶ富裕層が途絶えなかったことを見て、「普及価格帯のものは景気に左右されるが、高級品は景気に左右されにくい」と実感し、高級路線へと舵を切ったためだと言われます。
よってダンヒルと自動車とは比較的深い部分で繋がっているということをぼくは強調したかったわけですね。
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「モト・ジャケット」のシルエットはアメリカン
そして今回のダンヒル・モトジャケットですが、カラーはネイビーとブラック、ホワイトのコンビ。
スタイル的にはバンソンの「(”スター”や”ボーン”といったレーシングジャケット」のようなシルエットを持ち、身頃はショートでタイト、袖はけっこう太くて長い、というもの。
映画「ハーレー・ダビッドソン&マルボロマン」でミッキー・ロークが着ていたようなジャケットだとえいばわかりやすいかもしれませんが(あのジャケットはかなり格好良く、レプリカを購入したことがある)、まあ「いつ着るんだこれ」といったたぐいのジャケットでもあります。
肩や背中にはパッド入り。
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素材は牛革、そして中綿入りのインナーがついているので、かなり寒いところでも大丈夫。
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脇や腕、裾にはシャーリング加工。
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レザーの仕上げはスムース、シボ付きなどいくつかが組み合わせられています。
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ジッパーはシルバーとゴールドとのコンビ。
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あちこちには「Dunhill」のロゴ。
一般的に世間に認識されているダンヒルの製品とはかけはなれており、よって「パチもん」だと思われるんじゃないかと心配になったり。
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はじめて「カフリンクス」をつけるシャツを買った
そして2つ目は同じくダンヒルのシャツ。
いわゆるドレスシャツの部類に属し、素材はコットン。
そしてこのシャツの特徴は「カフリンクス(カフスボタン)」対応というか専用であるというところで、これ自体は珍しくないものの、ぼくにとってはじめての「カフリンクスをつける」シャツである、ということ。
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よってカフリンクスはひとつも持っていないので、今後どこかで探してみようと思います(ダンヒルは上述のようにクルマとの繋がりが深く、クルマや、ステアリングホイールをモチーフにしたシャツがある)。
なお、カラーには「カラーキーパー」入り。
このカラーキーパーについては、ダンヒルから「カーボンファイバー製」の製品が発売されていて、そこもまたダンヒルらしいところ。
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ちなみにぼくはスーツを着ることはなく、着たとしても年に一回くらい。
加えて「ボタンが付いている服」「襟がついている服」を着ることもほとんどありませんが、年に一回訪れるか訪れないかの「その機会」に着てみようと思います。
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ちなみにボタンは「薄く」、イタリアンブランドのシャツのボタンが「分厚い」のとは対照的ですね。
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マネークリップは日常的に使用
最後もやはりダンヒル、そして「マネークリップ」。
ぼくは財布を持たず、お札とクレジットカードをマネークリップで束ねて持ち歩いていますが、そのためにいくつかマネークリップを保有(薄いものとか、たくさんカードを挟めるものとか)。
その時の事情によってマネークリップを使い分けており、このマネークリップは挟める量が少ないため、「お札が少ない時」に使用したいと思います。
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表側にはリブのようなデザインが入り、裏面はシンプルは平面。
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