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チューナーによるランボルギーニ・レヴエルト完全版「インテグラーレ」が世界50台限定で販売開始、出力は1,099馬力、ぶっ飛んだスタイリングへ

チューナーによるランボルギーニ・レヴエルト完全版「インテグラーレ」が世界50台限定で販売開始、出力は1,099馬力、ぶっ飛んだスタイリングへ

Image:DMC

| ランボルギーニのチューンといえば「マンソリー」を思い浮かべるが |

フロントは“控えめ”、しかしリアは“完全にブッ飛んでる”

ランボルギーニの最新ハイブリッドスーパーカー「レヴエルト」に、またしてもとんでもないチューニングプログラムが登場。

仕掛け人はカスタム界の名門DMC(ドイツ モータースポーツ カンパニー)で、今回発表されたのは、「レヴエルト・インテグラーレ(Revuelto Integrale)」と名付けられた最新コンプリートキットです。

モデル名に“インテグラーレ(完全)”を冠している点は一部ファンにとってのツッコミどころかもしれませんが、比較的オリジナルデザインに忠実な要素を保っており、とくにフロントだと新設計のカーボン製スプリッターとマット仕上げのカーボンルーバー付きフェンダーが装着されはするものの、(マンソリー製レヴエルトが発表された後だからか)派手すぎるという印象は感じないようにも。

マンソリーが早速ランボルギーニ・レヴエルトのカスタムに名乗りをあげる。カーボン製エアロパーツに55馬力のパワーアップ、しかしこれは「始まりにしか過ぎない」ようだ
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サイドとリアは一気に“マンソリー化”

しかしサイド以降は一気にエクストリームモードに突入し新設計のカーボンサイドスカートには大型フィンが追加され、視覚的なインパクトが大きく増強。

そしてリアには「スワンネックマウント式」カーボンウイングがエンジンフード上に装着されているのですが、純正のアクティブリアウイングと併用されるため、両方が展開された状態はかなりカオスな見た目になるのだそう。

さらに、6本ものストレーキ(垂直フィン)を備えた超攻撃的なディフューザーも装備され、そのリアビューはまさに「狂気」といった感じですね。

1099馬力へ。DMC流ハイブリッドチューニング

DMCはステンレススチール製エグゾーストシステムとECUリマップによってV12エンジンをパワーアップさせ(自然吸気エンジンの出力をここまで向上させる例は珍しい)、これによってシステム合計の出力を純正の1015馬力から84馬力アップの1099馬力へと到達させていて、しかし具体的な0-100km/hタイム等は公表されていないものの、DMCによればサウンド面の演出と加速感の両方を強化した“体感性能アップ”を目指したとのこと。

ホイール、インテリアの個別カスタムも

さらにDMCは21インチ(フロント)+22インチ(リア)の新作ホイールを用意しており、仕上げについてはブラッシュド、ダイヤモンドカット、グロスペイントなどから選択が可能です(ピレリPゼロ・コルサタイヤが組み合わされる)。

インテリアにもオプションがあり、以下を組み合わせて完全な“ワンオフ仕様”を構築することができるのだそう。

  • レーザー刻印ロゴ
  • コントラストステッチ
  • アルカンターラ張替え
  • 専用レザー内装

価格と台数:世界限定50台、フル装備で約580万円

DMCはこの「レヴエルト・インテグラーレ」を世界限定50台のみ販売すると発表していますが、その価格は以下の通り(車両は持ち込み全体なのでこれには含まれない)。

  • 基本キット:$24,990(約360万円)
  • ホイール追加:+ $15,000
  • リアウイング単体:$6,990

一通りフル装備にすると$39,990(約580万円)ほどになる計算で、ベース車両が約6,543万円という点を考えると、「もはや誤差」と感じるか、「さらに狂気」と捉えるかは人次第なのかもしれません。

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参照:DMC

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JUN

2013年より当ブログを運営中。 国産スポーツカー、ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等を乗り継ぎ現在に至ります。 単なる情報の記載にとどまらず、なにかしら自分の意見を添え、加えてクルマにまつわる関連情報(保険やメンテナンスなど)を提供するなど「カーライフを豊かにする」情報発信を心がけています。 いくつかのカーメディアにも寄稿中。

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