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ランボルギーニ本社のあるイタリア・ボローニャへ。その街の印象を画像で紹介

さて、ドバイに続いてイタリア・ボローニャ(イタリア共和国北部に位置するエミリア=ロマーニャ州の州都)を訪問。

その主な目的は「ランボルギーニ本社訪問」で、そこに併設されているランボルギーニ博物館、そしてランボルギーニの工場を見学することになります。

なおボローニャへの直行便は日本からは出ておらず、大阪からはどこか欧州の主要都市へ行き、そこからボローニャへ飛行機か鉄道で入る、というルートを取る必要があるため、訪れるにはかなりハードルの高い都市、と言えますね。

今回ぼくはドバイ経由でボローニャへ入っていますが、その理由は「安いから」。

その分時間がかかるのですが、ついでにドバイのスーパーカーでも見てくるか、という軽いノリでドバイ経由を選んでいます(こうでもしないとドバイに行く機会もない)。

ボローニャの歴史は非常に古い

ボローニャはイタリアの中でも古い歴史を持つ都市で、欧州最古の大学があったり(人類最初の解剖実験がなされた部屋があることで有名)、古くから学問が栄えてきたことでも有名。

なお古くから工業地域とし発達しており、ランボルギーニのほか、マセラティ、ドゥカティもこの地の創業。

フェラーリのあるモデナも近く、パガーニも同様です。

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さらにファッションブランドのブルーノマリ、CPカンパニーやフルラ(FURLA)などのブランドボローニャ発祥。

そしてボローニャの平均所得も比較的高いために多くの高級ブランド店が存在し、「小さな街の割に」非常に活気があると言えますね。

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街の印象としては「柱廊(ポルティコ)」が大きな特徴で、大きな建物には必ずこれがあります。

そのため夜になるとここから漏れる光が独特の雰囲気を作り出しており、ボローニャならではの美しさを演出しているようです。

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なお建物の建築や改築には制限(その外観を残す)があると思われ、新しい建物や景観を乱すような建築が無く、昔のままの町並みを維持しているのも特徴。

アップルストア、ナイキストア、グッチ、ルイ・ヴィトン、エルメスといったショップもあるものの、それでもやはり町並みの中に溶け込むように作られています。

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経験上、イタリアというと治安が悪いという印象があり、しかしボローニャは所得水準(知的レベルも)が高いせいか、かなり安全という印象。

訪問したのは2月であり、観光シーズンを外れていたということも関係していそうではありますが、ゆったりした過ごしやすい街と言えそうです。

夜でも女性一人で普通に歩いていたリしますし、とくに身の回りのものを抱きかかえるようにして(強盗から)守りながら歩いている、という雰囲気もありません。

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そのほかボローニャにおいて有名なのは食べ物で、肉料理、ワイン、チーズなど多数。

とくにワインやチーズ工場を見学するツアーも多く、美食家にとっては外せない都市と言えそうです。

なお「ボロネーゼ」「タリアテッレ」「ラザーニャ」「トルテッリーニ」「モルタデッラソーセージ」は有名。

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物価はスーパーだと日本と同じくらい、飲食店で食べると日本よりちょっと高いくらい(マッジョーレ広場付近は物価が高め)。

ただしワインやコーヒーといった飲み物、チーズはかなり安め。

ぼくが(日本で)好んで食べる「ヴォイエロ」のパスタはスーパーで購入すると1/3くらいの価格となっています。

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街中の移動はバス多し。

バイクも多いですが通勤用なのか日中はあまり走っておらず、朝晩によく走っている姿を見かけます。

自転車は時間帯問わずよく走ってますね。

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なお、お店で働く人は英語を話しますが、現地の人は英語をあまり話さない模様(そこがまたイタリアっぽい)。

また街中の表記も基本的にイタリア語表記のみで、街を楽しむにはある程度のイタリア語が理解できたほうが良さそうではあります。

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街中には時々落書きが。

この辺り治安が悪そうにも思えますが、なぜか落書きがあるのはポストやシャッターなど、最近設置されたものばかり。

歴史的建造物に落書きはないので、この辺り「選んで(古いものには敬意を評して)」落書きをしているのかもしれません。

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かなり狭い隙間での駐車。

欧州特有の、無理にバンパーを当てながら隙間に入る「アレ」ですね。

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こんなレリーフや像が街のあちこちにあります。

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時々見かける物体。
ゴミ箱のようにも見えますがなんなのか不明。

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ボローニャの空港はこんな感じだった

ドバイからボローニャまではおよそ5時間のフライトです(時差は日本と比較してマイナス8時間)。

天気はあいにくの雨、日本(大阪)よりも平均気温はやや低く、到着した時刻(午後2時)では5度となっています。

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なお、ボローニャは「イタリアンスーパーカーが拠点を構える聖地の空港」にしては規模が小さく、日本国内のローカル空港のような印象も。

飛行機を降りた後はバスでターミナルまで移動しますが、ドバイと違って空港内の敷地は大きくはなく、数分走るだけで到着ゲートに(ドバイでは延々と空港の中を走り、ようやくターミナルに到着)。

今回はビジネスクラスへの登場ですが、もちろんビジネスクラスの乗客は優先して案内されます。

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入国審査はさほどキツくないようで、ほとんどの人は何も聞かれることなくそのまま入国している模様(EU外の住人であっても)。

ただしぼくはいくつかの事項を聞かれ、少し入国に手間取ることになったものの、「ランボルギーニを訪問するために来た」というとアッサリ通してくれることに。

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そして無事入国し、荷物を引き取って到着ロビーへ。

空港内にはカルフールや書店も見え、そしてなぜか生ハムを大量に売っているお店も。

空港の中にもピッツェリアがあったり、ハムやチーズが売られているところがイタリアっぽい、と思います。

ピッツェリアで食事をする人も多く(そしてハゲにヒゲの人が多い)、空港というよりはショッピングモールのような雰囲気ですね(ランボルギーニの実車も展示されている)。

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なお、エミレーツのビジネスクラスに乗ると空港からホテルまでへの無料送迎が付いていて、到着ロビーにはぼくの名前を書いたプレートを持った人が待ってくれており、その人と一緒に車でホテルへGO。

なお車両はBMW5シリーズ・ツーリングです(他にメルセデス・ベンツもある模様)。

空港からホテルまでは30分ほどですが、道中でいろいろな観光情報を教えてくれる、親切なドライバーでした。

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