| ヤリスクロスは最新世代のデザインを持つだけに、どう「レクサス化」するのか気になるところ |
さて、レクサスは欧州(とイスラエル)にて”LBX”なる商標を出願していますが、これはおそらくヤリスクロスのレクサス版ではないか、と言われます。
レクサスは他のプレミアムブランドに比較するとSUVラインアップに乏しく、よってここの拡充が必須だとも言われており、それを考えても「LBX」の投入はかなり現実的で、LBXの候補となるのはやはりヤリスクロスしかないのかも。
なお、レクサスのSUVラインナップにおける「売れ筋」は国によっても差があり、アメリカだと大きなクルマが好まれるために「RX」、日本だとコンパクトさが重視され「UX」がぞれぞれナンバーワンとなっています。
フロントとリアはレクサスNX風
そこで今回公開されたレンダリングがその「レクサスLBX」。
ベースとなったのはヤリスクロスですね。
顔つき、そしてリア周りはレクサスNXのものを移植しているようですが、大きなスピンドルグリルなどレクサスの特徴をよく捉えた作品となっています。
なお、レクサスは各ラインアップにてデザイン的統一性を重視するブランドで、SUVについて言えば(ベース車上の制約があるLXは別として)UX、NX、RXともに非常に高い共通性を持っています。
フロントはもっと個性的に?
ただしヘッドライトやテールランプについては若干の差異が設けられモデルごとの個性が主張されているので、ヤリスクロスが「レクサスLBX」として発売されるのであれば、実際にはフロントとリアについて、既存のレクサス製SUVに比較してなんらかの差別化、そして新要素が盛り込まれることになるのかもしれません。
「新要素」というとその名称も同様であり、「LBX」という三文字のアルファベットを持つモデルはこれまでのレクサスの例になく(Fモデルを除く)、今後「三文字化」するのか、それともこのLBXだけが特別なのかは不明です。
さらにはアルファベットの「B」も初出要素であり、今後のレクサスの動向には要注目ですね。
レクサスのモデル名にはこんな意味がある
参考までに、レクサスが用いているアルファベットの意味は下記の通り。
・「L」・・・Luxury ・「S」・・・Sedan ・「C」・・・Coupe(RC)、Challenge、Creative(CT) ・「T」・・・Touring ・「G」・・・Grandtouring ・「I」・・・Intelligent ・「H」・・・Harmonious ・「R」・・・Radical(RC)、Radiant(RX) ・「N」・・・Nimble ・「X」・・・Crossover |
なお、ヤリスクロスは最新のトヨタ車だけあって先進的なデザインを持っており、これを「どうレクサス風に昇華させるのか」も興味のあるところです。
合わせて読みたい、レクサス関連投稿
-
レクサスが「センチュリー級の」超高級SUVを2023年から製造開始!「日本の"匠"による技術を活かし、世界のVIP需要を喚起する」
| トヨタの超高級SUVが世界を震撼させることを期待 | さて、中部経済新聞によると、トヨタが「センチュリー級の」超高級SUVを市場投入する、との報道。2023年に愛知県内にて生産を始めるとされ、もち ...
続きを見る
-
JDパワー版「自動車メーカー別品質ランキング」最新版。1位レクサス、2位ポルシェ。昨年1位のジェネシス(ヒュンダイ)は問題多発で8位に。最下位は安定のランドローバー
| テスラの品質ランキングは「下から4番目」 | さて、先日は米コンシューマーレポートが「自動車メーカー/ブランドごと品質ランキング」を発表していますが、今回は米調査会社であるJDパワーが同じく品質ラ ...
続きを見る
-
レクサスが少なくとも2種の新型SUVを用意しているようだ!うち1つは少量生産のオフローダー、「皆がこれまでのレクサスから想像できるクルマとは全く異なる」
| さらには時代遅れが指摘されてきたインフォテイメントシステムも大幅改善 | さて、おそらくは今年中に大きな方向転換を示すことになるであろうレクサス。すでに新しい「LEXUS」文字を装着したコンセプト ...
続きを見る
参照:KDesignAG