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エアロコンセプトへと特注していたフェラーリ用キーボックスが届く!航空機グレードの素材・製法で作られたボックスをさっそく自分仕様に加工(Ver. 1.0)

エアロコンセプトへと特注していたフェラーリ用キーボックスが届く!航空機グレードの素材・製法で作られたボックスをさっそく自分仕様に加工(Ver. 1.0)

| まだまだこれからいくつか(内部の)試作を繰り返そうと思う |

さて、先日「フェラーリのキーを収める専用ボックス」のオーダーを検討しているとお伝えしていましたが、すでにボックスそのものはエアロコンセプトさんにオーダー済みで、今回そのボックスが届いたため、さっそくその試作品(バージョン1)を作ってみることに。

このエアロコンセプトさんは航空機のパーツを製造するというバックボーンを活かし、航空機グレードの素材や品質にて様々な小物類を展開していて、ぼくは2026年頃からキーホルダーを愛用していたわけですね。

そこへ(ぼくがフェラーリ296GTBを注文した)オートカヴァリーノさんがぼくとエアロコンセプトさんとをつないでくれる機会を設定してくださり、今回のカスタムオーダーへとつながっています。

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今回オーダーしたのは「カスタムキーボックス」

なお、今後もいくつか(腕時計ケースなど)の製品をオーダーしたいと考えていますが、今回お願いしたのは「カスタムキーボックス」。

その中にフェラーリのキーとミニカーとを収めるというもので、中身は自分で作ることとし、その「外側」を作っていただいたわけですが、今回そのボックスが完成し、さっそく送っていただくことに(できれば工房を訪れて引き取りたかったものの、どうしても予定を組むことが難しかった)。

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外箱には「カスタムキーボックス」のラベル。

化粧箱表面にも金属製のプレートが装着されており、いかに製品を大切に想っているかが伝わってきます。

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収納された状態はこんな感じ。

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キーボックスの外観はこう。

外装のフィニッシュは各種レザー、金属地金、そして地金むき出しであってもポリッシュ(光沢)やブラシ仕上げ(マット)など様々な手法を選択でき、その中で今回ぼくが選択したのはブラシ仕上げ。

その理由としては「ポリッシュだと指紋がついたときに目立つだろう」「同じように傷が目立つかも」と考えたためです(素材はアルミとジュラルミン)。

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なお、ブラシ仕上げについては(おそらく)組立前、そして(リベット周辺を見る限り)組み立て後にも加工を行っているものと思われます。

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このほかにも職人である菅野敬一氏のこだわりが随所に反映されていて、やはりこのボックスは実際に引き取りに伺い、その場で「こだわり」の説明を受けるべきだったのだろう、と今更ながら後悔することに。

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ちなみにこのブラシ仕上げは文様を描くように複雑な工程を経ており、そのためダマスカス鋼のような柄が見られますね。

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反面、ヒンジはポリッシュ仕上げ。

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フタの内側には樹脂を貼ってくれていて、フタを閉める際の音も静かになり、そして傷つきも防止してくれます。

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その製造にかかわる精度はまさに航空機グレード

そして驚くべきはその製造品質。

これまでにもエアロコンセプトの製品は何度も見ていますが、それでもそのクオリティには驚かされるばかりで、各パネルの継ぎ目は文字通り「カミソリの刃も入らない」ほど精密に組み合わせられています。

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こういったリベットを打つ際、多くの製品では(往々にしてリベットを強く打ち込みすぎるので)リベットが押し込まれ、その反動で周辺が盛り上がったりするのですが、エアロコンセプトさんの製品ではリベット周辺のパネルが均一な面を保っていて、リベットを打つ強さについても完璧さを期していることがわかりますね。

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こういった「カーブしている」パーツと平面パーツとの接合部も完璧。

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開閉に関わるヒンジの精度も高く、ガタツキがないのはもちろん、しっとりとした開閉感があり、外観だけではなく「操作した時」にも満足感が得られると感じています。

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そしてこのフタの開閉は、円柱状のレバーを中央につまむことでロックを解除して行うことになり、その際のタッチも非常に上品。

このレバーの表面、エッジ(しっかり面取りがなされている)の加工も素晴らしいと思います。

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早速フェラーリのキーとミニカーを入れてみる

そこでさっそくこのケースにフェラーリのキーとミニカーを入れてみたいと思いますが、こちらはそれを想定してカットしたスポンジ。

ホームセンターで入手できるもので価格は数百円程度、トミカもしくは1/64サイズのミニカー、そしてフェラーリのキーを収めることを想定しています(最終的に何をどう入れるかはまだまだ検討の余地がある)。

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そしてこれに手芸店で購入してきたサテンの布を被せ・・・。

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そしてこれを今回のカスタムキーボックスに挿入し・・・。

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すっぽり入った状態。

もちろん布はマットなベルベットも魅力的ですし、レッドでなくてもイエローでもブラックでもOKで、ミニカーのカラーとあわせて自分のクルマの内外装とあわせるのもいいですね。

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今後はカーボンプレートにフェラーリの純正エンブレムを装着したパネルを作成し、フタの裏面に取り付けようと考えていますが、収納物や布の色、種類など様々な調整を行いたいと思います。

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今回のカスタムキーボックスの作成を依頼する際には、こういった加工を行うことを予め伝え、内寸をぼくのほうから指定し、それにあわせた外装を作ってもらうという手法を取っていますが、色々と無理を聞いてくださった菅野敬一氏には感謝です。

フェラーリのキーボックスを試作してみた動画はこちら

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