ユーチューバーがアストンマーティン・ヴァンテージを詳細解説
アストンマーティン・ヴァンテージは発表と同時に全世界6カ国で実車が公開され、その実車は発表後に主要ディーラーへと(VIP向けの内覧用に)回されている模様。
今回、カリフォルニア拠点にて活動するユーチューバー、ヴィークル・ヴァージン氏(ランボルギーニ・ウラカンとメルセデス・ベンツSクラスに乗っている)がそのヴァンテージの動画レビューを公開。
そのエキゾーストノート、バブリングも披露
外装についてはすでにいくつかのユーチューバーによってレビューがなされているものの、今回は内装の詳細レビュー加えてエンジン始動、そしてエンジンを回してみた様子が収められています。
なお先代アストンマーティン・ヴァンテージのサウンドはジェレミー・クラークソン曰く「2006年(登場時)におけるベスト・サウンド・マシン」。
今回の新型ヴァンテージはアストンマーティン自社製のV8自然吸気ではなく、メルセデスAMGより供給を受けた4リッターターボエンジンを搭載。
このエンジンはアストンマーティンDB11にも搭載されていますが、アストンマーティンによると「サウンドをアストンマーティン向けに完全に作り変えている」。
主な周波数帯を変更した、というのがその内容となっていますが、これによってアストンマーティンらしい、「低く唸る」音になっているように思います。
ただしヴァンテージにおいてはDB11に比べると、その性格(より純度の高いスポーツカー)の違いのためか、音域がやや高く、炸裂音が強調されているような感じ。
つまり同じエンジンを積むメルセデスAMG GTに近い印象もあり、アメリカンV8っぽい印象もありますね。
さらには高回転からのアクセルオフでかなり高い音でのバブリング(パンパンいうやつ)を発生させており、DB11とは意図的に雰囲気を変えていることもわかります。
他、動画ではメーターの動き、内装の各種スイッチの操作や機能についても解説。
現時点では最も詳しいアストンマーティンDB11のレビュー動画だと言えそうです。
こちらがその動画、「2018 Aston Martin Vantage CAUGHT REVVING For The FIRST Time!!」
アストンマーティンからは公式で「ヴァンテージGTE」の開発過程が動画にて公開
一方アストンマーティンは「ヴァンテージGTEはこうやって開発された」という動画を公開。
動画の中では設計段階から現実にサーキットを走るまでが収められており、シャシーやサスペンションなどその構造がよく分かる内容に。
開発には18ヶ月を要したとのことで、実際のところアストンマーティンはこの新型ヴァンテージGTEに相当な自信を持っていて、ポルシェ、フェラーリ、BMW、フォード、シボレーを打ち負かす準備が整った、としています。
動画の対鳥自体もその自信が現れた「Vantage GTE: The Birth Of A Future Champion」。
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