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まさかのダブルウイング!マンソリーが「見るからに凶暴な」アストンマーティンDBXのチューニングプログラムを発表。出力なんと800馬力

2022/01/14

まさかのダブルウイング!マンソリーが「見るからに凶暴な」アストンマーティンDBXのチューニングプログラムを発表。出力なんと800馬力

| 「アストンマーティン」「DBX」というところを考慮すると、その顧客がここまでの改造を行うかどうかはわからない |

見た目だけではなくそのパフォーマンスもスーパーカー的、最高速はなんと時速325km

さて、(先日はフェラーリとの訴訟に敗れてしまいましたが)過激なエアロパーツをリリースすることで知られるマンソリー。

今回はアストンマーティンDBX向けのチューニングプログラムを発表しており、その内容がこれまでにないほど過激だとして話題となっています。

なお、アストンマーティンDBXは非常に美いスタイルを持ち、もともとSUVらしからぬ低いプロポーションを持っていることが特徴で、しかしマンソリーはさらに「低く、そして広い」スタイルを実現しており、ここでその内容を紹介したいと思います。

そのスタイルはスーパーカーもびっくり

まずは外観を見てみると、フロントでは鍛造カーボン製のフロントスプリッターそしてダクトにはガイドが装着されており、フロントスプリッターの下端には「ウイング」つき。

おそらくはノーマルバンパーを使用しているようですが、「バンパーそのものを交換しない」のは最近のチューニングシーンにおけるひとつのトレンドかもしれません。

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ただしグリルのインナーには変更が加えられ、下半分は「格子状」に。

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フロントフード上にはやはり鍛造カーボン製のエアアウトレットガイド。

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前後フェンダーには「オーバーフェンダー」が取り付けられ、エアアウトレット部には鍛造カーボン製のパネルが装着されています。

ホイールサイズは不明ではあるものの、22-23インチくらいであるように見え、センターロック風のキャップ、そしてライムグリーンのアクセントが装着済み。

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サイドパネルにもウイング状の突起を持つアンダーパネルが装着され、視覚的に車体を「低く」見せている模様。

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そしてなんといっても最大の特徴はリアの「ダブルウイング」。

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ひとつめはルーフに、もうひとつはリアハッチ上に取り付けられていますが、リアエンドに「ノッチ」を持つDBXならではの手法と言えるかもしれません。

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ルーフ上のウイングは上方に向かって「反って」おり、けっこうなダウンフォースを発生しそう。

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リアアンダーにはカーボン製の大きなディフューザーが取り付けられ、テールパイプはセンターに近い位置でのデュアル出し(テールパイプが戦闘機のアフターバーナーっぽい)。

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なお、マンソリーはDBXのパワートレインにも手を入れており、標準の550馬力(410キロワット)、516ポンドフィート(700ニュートンメートル)のトルクよりもはるかに大きなパワーを発生させており、大型ターボチャージャーのおかげで最高出力800ps(596kW)、最大トルク737lb-ft(1,000Nm)を発揮する、とのこと。

もちろんエンジンマネジメントシステムも更新され、2つの仕様から選べる新しいエキゾーストシステムとスポーツエアフィルターも用意されているようですね。

これによってもたらされるパフォーマンス向上は相当に大きく、マンソリーによれば、このDBXは時速100キロをわずか3.8秒で加速し、最高速は時速201マイル(325キロ)に達する模様。

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マンソリーによるアストンマーティンDBX「カスタム」のインテリアはこうなっている

そしてこちらはマンソリーによるアストンマーティンDBXのインテリア。

ダッシュボードやシート、ドアインナーパネルなど「総張替え」が施され、アストンマーティンが好んで用いる「ライムグリーン」のアクセントを再現しています。

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これらアクセントはシート、センター・コンソール、ダッシュボード、フロア・マット、ステアリング・ホイールにペイントやパイピング、刺繍等によって再現され、エクステリア同様に「スポーツカー的な」印象を醸し出しているようですね。

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この「ウロコ」のような柄はプリントのようにも見え、「MANSORY」文字は刺繍にて再現されています。

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マンソリーによるカスタムが施されたアストンマーティンDBXを紹介する動画はこちら

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参照:RoCars

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