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分譲価格は5.8億円から!ベントレーがマイアミにて超高級タワマンを販売開始。各部屋とも3-4台の屋内ガレージを持ち、クルマごとエレベーターに乗って自室へ行ける

2022/09/03

分譲価格は5.8億円から!ベントレーがマイアミにて超高級タワマンを販売開始。各部屋とも3-4台の屋内ガレージを持ち、クルマごとエレベーターに乗って自室へ行ける

| プレミアムカーメーカーの収益構造もずいぶん多様化してきた |

今後はさらに「ラグジュアリーライフスタイル全般」をカバーするようになるものと思われる

さて、意外かもしれませんがプレミアムカーメーカーやスーパーカーメーカーは不動産事業にも乗り出しており、アストンマーティンやポルシェはマイアミにタワーマンションを持つ他、ランボルギーニやブガッティはドバイに高級住宅を分譲していて、さらにはポルシェはホテル事業にも進出しています。

そして今回ベントレーが公開したのが昨年より進めてきたタワマンの情報公開(分譲開始は2026年)であり、最大のウリは「クルマごと自分の部屋まで上がることが可能」ということ。

ここでざっとその内容を見てみましょう。

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その名はベントレー・レジデンス

まずこのタワーマンションについて、その名称は「ベントレー・レジデンス」。

セールスポイントとなる自動車用エレベーターは「デザーベーター(Dezervator)」と呼ばれ、これはタワーマンション事業におけるベントレーの開発パートナー、デザー・デベロップメント(Dezer Development)にちなんで命名されたもの。

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部屋のパターンはいくつかあるものの、いずれもクルマを3-4台収納することができるといい、もちろんEV専用の充電器もオプションにて取り付け可能。※マイアミには、すでに実物大のモデルルームがオープンしている

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このエレベーターはポルシェのタワーマンション(これもクルマごと部屋に行ける)に備わるものとよく似ているようで、高さ約230メートルの最上階(61階)まで通じており、シャフトの中にいくつかのパレットがあり、このパレットにクルマを載せて自分の階まで移動するもよう。

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居住者のクルマには赤外線タグが取り付けられ、マンションの敷地内に入ると適切なエレベーターまで照明によって案内されるそうですが、自分の部屋に到着するまで、ドライバーが何らかの操作をしたり、クルマから降りる必要はない、ともアナウンスされています。

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各部屋の仕様はVRにて案内が可能

上述の通り現在モデルルームがオープンしているものの、その魅力をすべて伝えることは難しく、よってベントレーはバーチャルリアリティ(VR)を使用して施設や設備、様々な部屋を紹介しているそうですが、いずれの部屋からもマイアミビーチを眺めることができるような構成を持つといい、画像を見ると(当然ながら)豪華そのもの。

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バーチャルリアリティツアーでは、ディザーベーターやユニットガレージの体験のほか、全住戸レイアウトのバーチャルプレビュー、そしてバルコニースイミングプール付きのアパートメント、映画館、ゲームルーム、ウェルネスセンターとスパ、ウィスキーバー、シガーラウンジ、レストラン、そして美しいロビーをも体験可能。

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モデルルームとVRにて提供されるのはベントレーの家具部門である「ベントレー・ホーム」。

もちろん家具など調度備品は自由に選ぶことができ、新しいレベルのラグジュアリーライフスタイルを提供することが可能だとされています。

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なお、住人の(登録済みの)クルマでなければエレベーターに乗って部屋に行くことはできませんが、居住者の友人や家族などの訪問者は、別途建物の地下にある駐車施設を利用することができるとのことで、この駐車場には、EVやプラグインハイブリッド車用の急速充電ステーションも設置される予定なのだそう。

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気になるお値段は420万ドル(約5億8000万円)からだといい、設備やマイアミの地価を考慮すると、意外と安いような気もしますね。

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参照:Bentley

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