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「パンテーラ」を復活させたアレス・デザインが今度はランドローバー・ディフェンダーをカスタム。「究極の豪華さと走破性」

2018/07/16

| ランドローバー・ディフェンダーが豪華かつワイルドに |

「デ・トマソ・パンテーラ」を復活させると発表した「アレス・デザイン」が今回はランドローバー・ディフェンダーのカスタムカーをリリース。
ディフェンダー自体はすでに生産が中止されており(先日ファイナルエディションが登場した)、それは現代の環境基準に適応できなかったこと、人々がもっと「ソフト」なSUVを好むようになったからですが、今でも根強い人気を誇る一台。
加えて近年は値上がり傾向が強く、そのため盗難の対象になりやすいとも報じられています。

大手チューナーも続々ディフェンダーのカスタムに参入

実際のところディフェンダーの人気は急上昇中で、ディフェンダー専門ショップ「イーストコースト・ディフェンダー」のほか、スーパーカーのカスタムで知られる「カーン・デザイン」、内装スペシャリストの「カーレックス」、高級車のカスタムに強い「スターテック」がディフェンダーのカスタムカーを披露しています。

おそらくそう遠くない将来に新型ディフェンダーが発表されることになると思われますが、やはりこのワイルド極まりないルックスを好むファンも多く、アレス・デザインの顧客もやはり同様。

アレス・デザインはカスタムの方向性に「究極のラグジュアリーとオフロード走行性能」を掲げ、53台を生産。
エンジンは4.7リッタースーパーチャージド475馬力でサスペンションやブレーキはアップグレードされ、ボディパーツの多くはカーボンファイバー製に。
ランプ類はLEDへと置き換えられ、最新のインフォテイメントシステムが与えられるなど内外装のほとんどに手が入っている状態。

車高は5センチアップされ、タイヤもクーパー製オフロードタイヤに変更されています。

なお、アレス・デザインの代表は元ロータスCEO、ダニー・バハー氏。
ロータス退社後にイタリアへと戻り、そこでアレス・デザインを立ち上げています。

アレス・デザインは基本的にパーツ単体では販売せずに「コンプリートカー」としての販売を行っており、メルセデス・ベンツGクラスベースの「X-Raid」、現代のコルベットを昔っぽいデザインに戻した「スティングレー」、ポルシェ911タルガをGT3スペックへ変更した「911GT3タルガ」、さらにはベントレー・ミュルザンヌを4ドアから2ドアへと変更したモデルを発表し、コンセプトモデルとしては「テスラ・モデルSカブリオ」「テスラ・モデルSシューティングブレーク」、フェラーリGTC4ルッソを昔風にコンバートする「プロジェクト・ポニー」などを発表しており、今や目が離せないカスタムカービルダーに成長した、と言えそう。

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