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マクラーレンGTのコンフィギュレーター公開。ボディカラーは30色、オプションが多彩に容易

2019/05/16

| 現在のところサーキット走行を意識したオプションは用意されていない |

発表されたばかりのマクラーレン「GT」ですが、早速カーコンフィギュレーターがオープン。
なお、マクラーレンGTの納車は「年内」から開始されるとのことなので、生産自体は比較的早い時期、具体的には秋口あたりから始まりそうですね(欧州ではビジネスイヤーに切り替わるのが8月でもあり、次年度モデルはこの時期から生産されることが多い)。

まずは公開されたコンフィギュレーターの内容を見てみましょう。

マクラーレンGTのグレードは三種類

コンフィギュレーター上にて確認できるマクラーレンGTのグレードは「スタンダード(Standard)」「パイオニア(Pioneer)」「リュクス(Luxe)」の三種類。

ざっと内容を見ると、「スタンダード」は文字通りベーシックな仕様を持ち、シートやステアリングコラムの調整がマニュアル式で、ヘッドライナーやリアトランク内もレザレット(合皮)、そしてインテリアサラウンドなどはサテンブラック。

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そして「パイオニア」になると各部調整が電動になり、レザーの使用部分拡大するとともに質も向上し、ルーフライナーはアルカンタラに(アンビエントランプも追加)。
そしてインテリアサラウンドはナーリング加工が施されたアルミもしくはピアノブラックへと変更されます。

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「リュクス」だと「パイオニア」に加えてヘッドライナーやシルフィニッシャーもアニリンレザー仕上げとなり、要は「フルレザー」。

これら3つのグレードを見るに、「豪華」「快適」という同じ方向性を向きながらのその質の上下を演出していて、「スポーツ」「ラグジュアリー」というような、異なる性格でのグレード分けではないようです。

マクラーレンGTのボディカラーは30色

そしてマクラーレンGTのボディカラーは30色が用意され、720Sの「35色」には劣るものの、600LTの「28色」よりは多いようですね。

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印象的なのは、これまでほかのマクラーレンで見られたような「イエロー」「レッド」「グリーン」が無く、シックな色ばかりということ(オレンジはマクラーレンのコーポレートカラーなので、さすがに外せない)。

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マクラーレンGTのホイール/ブレーキも独特の選択肢

ホイールは「7スポーク鋳造」と「15スポーク鍛造」の二種で、これも他モデルのような「ウルトラライト」といった選択肢がなく、GTの性格を反映させたものと言えそうです。※鍛造の場合のみ、ダイヤモンドカットとグロスブラック仕上げを選択できる

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そしてブレーキキャリパーも「かなり渋め」のカラーが揃い、鋳鉄ローターの場合は「アイアン」「シルバー」「レッド」「ポリッシュ」「ガンメタル」。
カーボンセラミックディスクを選ぶと「ブラック」「レッド」「ポリッシュ」「オレンジ(おそらくアノダイズド仕上げ)」を選択できます。

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面白いのは、鋳鉄ローターに用いられるブレーキキャリパーの”McLaren”ロゴは「ブラック」、カーボンセラミックディスクの場合は「シルバー」になる、ということ。

マクラーレンGTの外装オプションはこんな感じ

そしてマクラーレンGTの外装オプションだと、「MSOブラックパック(ドアミラーなど各部がブラック仕上げに)」「MSOブライトパック(ウインドウサラウンドやテールパイプなどがクロームになる)」「MSOグロスカーボンファイバーパック」が用意されています。

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そのほかルーフのブラックペイント、プライバシーガラス、エレクトロクロミックガラス(電気的に透明度を変更できる)」、スポーツエキゾースト(見た目は変わらないようだ)もラインナップ。

マクラーレンGTの内装オプションはこうなっている

内装色についてはグレードやボディカラーによって選択肢が異なるようで、「パイオニア」の場合はカーボンブラックが基本となり、ボディカラーによってはジェットブラック、もしくはバローロ(エンジのような、ブラウンのような色)という感じ。

こちらもホイール同様に「カーボン製軽量シート」の選択肢はなく、そのオプションもとことん「快適」にこだわり、サーキット走行を当初から除外することで他モデルとの性格の差を示しているようですね。

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その他にはこんなオプションも

さらにマクラーレンGTには多彩なオプションが用意されていて、「プラクティカリィ(実用的)パック」だとフロントリフターやリヤビューカメラ、パーキングセンサー、電動可倒式ドアミラー、ラゲッジベイ・プライバシーカバーなどが装備され、これは多くの人が選びそう。

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「プレミアムパック」だとBowers & Wilkinsオーディオシステム、パワーオープニング/クロージングリアテールゲート、フルLEDヘッドライト等が追加されることになるもので、こちらも人気化しそうですが、こうやって選択肢を増やしてゆくと、例によって相当な額になりそうです。

ほか、アラーム(盗難防止装置)やバッテリーチャージャー、消化器、カーカバー、灰皿、キーのボディカラー同色塗装、専用ラゲッジも揃うようですね。

ちなみにラゲッジセットはこんな感じで「ゴルフバッグ」までラインナップ。

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VIA:McLaren

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