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| マクラーレン720S、GT、アルトゥーラを一度に見てみると、「単体」ではわからなかった事実も見えてくる |
今後はもっとこういった機会が増えることを期待したい
さて、マクラーレン「プレミアム・ホテル・デイ」へ。
会場はザ・リッツカールトン・ホテル大阪、そしてテーブルケーキバイキングつきという豪勢な内容です。
マクラーレンが大阪にてこういったホテルフェアを開催するのは非常に珍しいと思いますが、そのぶん顧客も増えてきているということなのだと思われ、喜ばしい限りですね。
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展示されるのはアルトゥーラ、720S、そしてGT
会場に展示されるのはアルトゥーラを中心に720SそしてGTというラインアップですが、この3車を同時に見ることはなかなかなく、よってそれぞれの特徴がよくわかる展示だったと思います。
まずはアルトゥーラを見てみようと思いますが、フロントは720Sや570系を踏襲する、しかし新しい要素が取り入れられたデザイン。
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フロントフェンダー上にはエア抜き用アウトレット。
形状こそは異なるものの、これまでは「LT」にしか用いられなかった構造ですね。
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Cピラーは「ヒドゥンピラー」。
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テールランプはグリルの中にインテグレートされています。
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テールランプ自体は細長い「横一文字」ですね。
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ちなみにリトラクタブルリアウイングは「なし」。
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よってリアビューはかなり「すっきり」。
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なお、同じディヘドラルドアながらも、720Sとは異なって「ルーフの一部までもが開く」構造を採用せず、ルーフはそのままにドアのみが開きます。
リトラクタブルリアウイング”レス”ともども、パネルの継ぎ目が少なくなるために「全体的にすっきり」見えるもよう。
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720Sだとこういった感じでルーフの一部も一緒に開きますが、この構造だとルーフに頭をぶつけることなく乗降が可能となるわけですね。
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マクラーレン・アルトゥーラはずいぶん乗り降りしやすくなっていた
ただ、アルトゥーラの乗り降りがしにくかったり、頭をぶつけたりするかというとそうではなく、というのもアルトゥーラのサイドシルは幅や高さともにかなり抑えられているため。
とくに前方(ペダル側)はかなり低くなっていて、足を入れやすくなっていますが、アルトゥーラに採用されるのは新設計のカーボンバスタブシャシー、「マクラーレン カーボン ライトウェイト アーキテクチャー(MCLA)」。
なお、ドアを開くと(上から見た状態で)車体がぐっと抉られているのは720S同様で、これによってガバっと足を広げてサイドシルをまたがなくても良くなっています。
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一方720Sのサイドシルはかなり高く、そして幅も広いために「ルーフの一部まで」開閉しないと乗降が難しいということになるのですが、これでもMP4-12Cよりはずいぶん「乗り降りしやすく」なっていて、そしてその後のアルトゥーラではさらに(文字通り)敷居が下がっていることを鑑みるに、マクラーレンは(スーパーカー作りにおいても)かなり日常性に気を使っていると考えて良さそう。※それだけ乗降製に関する顧客のクレームが多かったのかもしれない
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そして日常性という点では「アルトゥーラの視界の良さにも驚かされ、車内から目視でも斜め後方を確認可能。
シート後方にはトレイがあり、ここには手荷物などを置くこともできます。
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マクラーレン「GT」はエレガントだった
そしてこちらは「GT」。
このGTは外観や乗り味などを「マイルド」に仕上げたスーパーカーですが、マクラーレンとしては「もともと発売を予定していなかった」とも言われるクルマです。
ただ、570GTを発売した際、予想外にこの反響がよかったようで、「乗り心地が良く、荷物が乗るスーパーカー」の需要が大きいということを実感し、そこで「計画外」のGTを発売することになった、と言われています。
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そして外観も乗り味に合わせて「マイルド」に仕上げており、ダクトやインテークなどを目立たないようにデザインすることでなめらかな表面をもたせているもよう。
720S、GT、アルトゥーラを見比べてみると、アルトゥーラは「720SとGTとの中間」ともいうべきデザインを持つこともわかります。
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さらにインテリアはいっそうエレガント。
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ここだけ見ると「スーパーカー」とは思えないインテリアだと思います。
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シート後方の収納スペースも大きく、リアにはなんとゴルフバッグを2つ積むことが可能。
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会場ではこんな感じでマクラーレンのアパレル、ニューエラとのコラボキャップ、TUMIとのコラボバッグも展示されており、存分にマクラーレンワールドが表現されたイベントであったと思います。
そのほかの画像はFacebookのアルバム「マクラーレン・アルトゥーラ / 720S / GT(178枚)」に保存中。
最後になりましたが、イベントに呼んでくださったマクラーレン大阪さんには御礼申し上げます。
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