納車後わずか4日、ワンオフハイパーカー「マクラーレン・セナ・キーウィエディション」がドーナツターンに失敗しレクサスディーラーに突っ込む事案が発生【動画】

｜　このマクラーレン・セナの所有者とドライバーは有名ユーチューバー、以前にも納車直後のハマーEVをクラッシュさせている　｜

ユーチューバー的には再生回数を稼げて「結果的に問題なし」なのかもしれないが

さて、マクラーレン・セナが公道にてドーナツターンを繰り返したのち、コントロールを失いレクサスディーラーに突っ込んでしまうという事故が発生。

幸いにもけが人、そして巻き込まれた（走行中の）一般車はないとのことですが、ディーラーの外壁及びディーラーに置かれていたクルマには損害が及んでいることが公開された動画から見て取れます。

なお、このマクラーレン・セナは「キーウィ・エディション」と呼ばれる特別仕様車で、マクラーレンのパーソナリゼーション部門、MSO（マクラーレン・スペシャル・オペレーション）によるワンオフモデルなのだそう。

このマクラーレン・セナは4日前に納車されてばかりであったが

このマクラーレン・セナの所有者はユーチューバー「モンディ（エドモンド・バルセギアン）」氏だとされ、同氏は4日前にこのセナを入手したばかり。

その際の様子を自身のYoutubeチャンネルへと公開しており、実際に運転し「恐ろしいほど速い」とコメントしている様子も見られます。

このセナ「キーウィ・エディション」は2018年に最初のオーナーへと納車された個体で、ボディカラーはオークグリーンメタリック、そこへマットブラックがアクセントとして用いられています。

なお、キーウイ・エディションと命名されているのはこの「キーウィ」のイラストがサイドシルに描かれているため。

このキーウィは、マクラーレン創始者であるブルース・マクラーレンが「ニュージーランド出身であり、自身の出自を表すため」、（自分がドライブする）レーシングカーにスピーディ・キーウィと呼ばれるキーウイのシルエットを描いていたことに由来します

ただ、こういったコミカルな絵柄で描かれることは珍しく、そしてこのキーウィの胸には「Bruice」という名が入っているのがまたユニークですね。※このキーウィの下には、”影”として通常のシルエット版キーウィが描かれる

その事故はこうして起こった

そして今回の事故につき、カリフォルニア州ロサンゼルスのウッドランド・ヒルズ地区にあるベンチュラ大通りにて発生したとされ、モンディ氏がこのクルマを（おそらくギャラリーに披露すべく）ドーナツターンを繰り返す様子が収められています。

右フロントを大きく破損しており、ボディパネルはもちろんタイヤ/ホイール、そしてサスペンションアームやサブフレーム、場合によってはカーボンモノコックにまで損傷が及んでいる可能性が高く、しかしセナの価値を考慮すると「修理しない手はない」のかもしれません（おそらくは相当な金額と時間を要するだろう）。

McLaren Senna Crashes in LA
byu/slattdemon99 inmclaren

ただ、このモンディ子は以前にもフェラーリF40を購入しすぐに売却したり、納車されたばかりのGMCハマーEVをクラッシュさせたりという動画を公開しているので、修理費用に困ることだけはなさそうですね。

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参照：Reddit