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ブガッティが「チェントディエチ」開発車両の画像を公開!ボディパネルが一切ない状態はむしろ完成状態よりもスゴ味がある!!

2021/02/12

ブガッティ・チェントディエチ

| ブガッティがこういった車両の状態を公開するのは珍しい |

ブガッティは設立100周年記念モデルとして10台のみの限定モデル「チェントディエチ」を発表しており、しかし現在はまだまだ発売に向けて開発途上。

今回は「カーNo.1」と称したプロトタイプの画像を公開していますが、ボディパネル類がまったく装着されていない状態であり、ある種の凄みを感じさせます。

なお、チェントディエチに積まれるエンジンは8リッターW18クワッドターボ、その出力は1600馬力。

そしてフロントには1600馬力に伴う熱量を冷却するための巨大なラジエターが目を引きますね。

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現時点ではコンピューター上のチェックのみ

ブガッティによると、現時点で行っているのはコンピューター上のシミュレーションのみ。

これが完了すれば次は「ウインドトンネル」を使用してのテストを行うためのボディパネルを製作し、それが完了すれば実際の走行を通じて各部の検証を行うことになるようですね。

なお、チェントディエチのベースは言うまでもなくシロンではあるものの、やはりボディ形状が変更されれば微妙な変化が生じることになるのだと思われ、馬力が馬力だけに綿密なテストが必要になるのだと思われます。

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そしてもちろん、わずか10台のためにこういったテストを行い、専用パーツを製作することになることを鑑みるに、その価格が(異常に)高価になってしまうのも理解できるところ。※ブガッティ・チェントディエチの価格は1台10億円くらいだと言われる

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リアにも大きなラジエターが装着されていますが、とにかく車体に収められるコンポーネントや補機類が「ピチピチ」。

スーパーカーやハイパーカーはなにかと「燃える」ことで知られ、しかしこれほどまでに隙間なくパーツが密集していると、エンジンやエキゾーストシステムの発する熱にて、いずれかのパーツが引火したり発火したりというのも無理はないのかも。

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さらにこれだけパーツが密集していれば、もしクラッシュしてしまった際にはその部分だけではなく他の部分にも影響が及ぶのは想像に難くなく、よって修理費用がかさむために「保険料が高くなる」のにもこれまた納得。

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ブガッティ・ディーヴォは納車前にこういったチェックを行う

なお、ブガッティはチェントディエチの前に「ディーヴォ」をリリースしていますが、こちらについては開発中の風景に加え「納車前テスト」についても公開。

それによると、生産終了後には山岳路や空港を利用しての高速走行、ハンドリング、ブレーキ性能を含めた高負荷下でのテストを行い、テストのための走行距離はなんと350kmにも及びます。

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加えて、この過程ではエアコンやオーディオコミュニケーションのテストも行うといい、車両を「完璧」に保つための準備ということになりますね。

そしてもちろん実走行するとなると車体に傷が付く可能性があり、よってこれを防ぐため「のべ8平方メートル」にも及ぶ養生シートを使用する、とのこと。

テストを終えギアオイル、ホイールとタイヤ、アンダーボディを新品に交換したのち、車両はさらに1時間をかけて50キロを走行し、6時間にもわたる塗装チェックを受け、そこでようやく出荷されることが許されるそうですが、一般的なクルマはもちろん、ほかスーパーカーと比較しても相当な手間がかけられていることがわかります。

さらにブガッティは、納車した車両についてリアルタイムで車両の状態をモニタリングしているといい、なんらかのトラブルが発生すれば、すぐに対策チームを加年する準備も整っているようですね。

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