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シトロエン2CVが復活したらこうなる?かつての2CVが自動車を一気に普及させたように、新2CVも「EVを一気に」普及させる存在であってほしい

投稿日:2022/05/23 更新日:

シトロエン2CVが復活したらこうなる?かつての2CVが自動車を一気に普及させたように、新2CVも「EVを一気に」普及させる存在であってほしい

| 初代シトロエン2CVは1949年に発売され、1990年まで生産されるロングセラーだった |

シトロエンが今、2CVをリバイバルさせない理由はないように思える

CGデザイナー、デハーン・フリストフ氏が「現代版シトロエン2CV」のレンダリングを作成して公開。

これはもちろんシトロエン「非公式」ではあるものの、むしろ今までこういった提案がなされなかったほうが「不思議」なくらいかもしれません。

シトロエン2CVとは言わずとしれたシトロエンの小型大衆車であり、1949年に発売されるやすぐに人気モデルとなり、その後1990年まで製造されています。

このシトロエン2CVは、高級化路線にシフトし経営難に陥ったシトロエンを立て直すべく1934年に副社長に就任した(後に社長となる)ピエール=ジュール・ブーランジェによって直接開発が主導され、同氏はシトロエン(もしくはフランス)に必要なのは安価な小型車であると信じてこのクルマの開発を同社の技術者に命じ、第二次大戦による混乱を経てようやく1949年に発売へとこぎつけています。

シトロエン2CVは非常に簡素なクルマだった

なお、シトロエン2CVは、当時フランスの農家における輸送や移動手段が「馬」のままだったことに着目し、その馬の代替として企画されていますが、そのため「馬の代わりになるくらい安価で」「「馬(馬車)が運べるのと同等の荷物を運べる」等の条件が必達であったと言われます。

ちなみに「スタイルは二の次」だと開発陣に指示を出していたといい、よってこのスタイルは「結果的にこうなった」のだと考えて良さそう(画像はタミヤの1/24プラモデル)。

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そしてこのスタイルは当時の基準だと「あまりに奇妙にすぎる」ものだったといい、多くの自動車関係者を混乱させ、評論家からは批判の嵐を浴びたものの、ターゲットとなる民衆のほうはこれを歓迎し、結果的に1990年まで販売されたことからもその人気のほどが伺えます。

ただ、残念なのは、ピエール=ジュール・ブーランジェが1950年に事故死を遂げていることで、2CVの真の成功を知らず、発表時の酷評の記憶が新しいままにこの世を去ったこと。

参考までに、ぼくにとってのシトロエン2CVの記憶というと、五木寛之著「雨の日には車をみがいて」の第五話「翼よ! あれがパリの灯りだ」に登場した、トラクシオン・アバンを生かした雪の日のストーリー、そして知人の内田君がこのクルマを買い、早速走りに出かけたところ、高速道路のトンネルに入った瞬間にキャンバストップが(気圧の変化のせいなのか)ぶっ飛んでいったことくらい。

「新型」シトロエン2CVはこんなクルマ

そこで今回公開された新世代のシトロエン2CVですが、当初の2CV同様にミニマルなデザインを持ち、しかもクロスオーバー的な車高を持つもよう。

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ただ、オリジナルの2CVが「地方の農家の馬車の代わり」となることを目指したのだとすると、悪路走行や積載性も重視していたということになり(かつてのようにじゃがいもを運ぶことを考慮する必要性はないけれど)、このクロスオーバー的ルックスは「原点回帰」とも考えられます。

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この新2CVの価格イメージについて言及はなされていないものの、初代がモータリゼーションへの変革を担った」のと同じく、「ガソリンからEVへの変革を促進する」という意味において、「安価であること」がなにより重要なのかも。

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現在シトロエンはステランティス傘下にありますが、同社は傘下に収める各ブランドに付き、それぞれ収益化の道を探るための時間と資金を与えると述べており、アルファロメオは「ドライバビリティ」を、プジョーは「高級化」へ、そしてランチアは「デルタ」のリブートといった具合に独自の方向性を打ち出しています(ダッジ、ジープも新しい電動化戦略を示している)。

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一方で、シトロエンについては新しい方向性など報じられる機会があまりないようですが、ちょっと前には「(DSにて高級化路線を歩むので)シトロエンでは安価な大衆車路線を極める」といった話も聞かれ、だとするとなおのこと「2CVの復活」は理にかなっているのかもしれませんね。

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参照:Dejan Hristov

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