
| 新型ルノー5はほかのライバルに比較すると「かなり」競争力の高い価格設定と性能を持っている |
正式発表はまもなく行われ、ジュネーブ・モーターショーにて公開される予定
さて、著名リーカー、@cochespiasが新型ルノー5(R5)の画像をリーク。
これまでにもルノー自身がいくつかのティーザー画像を公開していますが、完全に偽装がない姿が出回ったのは今回が「初」となります。
(当然ながら)すでに出願されていたパテント画像のままの姿での登場ということになりますが、ガソリン時代のルノー5の特徴であったボンネット上のインテークを模した充電インジケーターが大きな特徴で、この部分にはグラフィックパネルが内蔵され充電状況を示すことができ、充電が完了すると”5”という文字が完成する、というアニメーション表示がなされます。
新型ルノー5「R5」はどんなクルマに?
そのほか、今回の画像からわかるのは四角を基調とした新しい発行グラフィックがバンパー内そしてヘッドライト内に用いられていること、レッドのアクセントが効果的に使用されていること、ボディサイドを延長するかのような立体的な形状を持つテールランプ(車体を延長し整流効果を高める役割を持つものと思われる)が採用されていることなど。
加えて前後フェンダーを強調するかのようなプレスラインが与えられ、サイドステップも「中央を絞り、両端を開放する」形状を持つため、いっそうフェンダ-のフレア感が強くなっているように思います。

さらに今回のリーク画像だとインテリアも明らかにされていて、オリジナルのルノー5を彷彿とさせるレトロな要素に鮮やかな色づかい、そして現代的なひねりとが融合しているようで、大きな画面を持つメーター、そしてインフォテイメントディスプレイがまっさきに目に入るところ。
なお、シート表皮はモケットのようなジャージのような素材感を持っていて、これは先日発表されたランチア・イプシロンにも通じるところがあり、今後の欧州車ではちょっとした流行となるのかもしれません。

これまでにわかっている内容だと、この新型ルノー5は全長4メートル以下(3.92メートル)に押さえられ、しかしリアにマルチリンクサスペンションを備えるなど高いポテンシャルを持つとされています(のちにアルピーヌからこのホットバージョンが登場することを考えると、これは納得でもある)。
使用されるプラットフォームは「AmpR Small(旧CMF-BEV)」だとされ、この新型ルノー5にて「初デビュー」となり、生産はルノーグループ内に新設されたアンペール部門が行うことに。
搭載されるバッテリーパックは40kWhまたは52kWh、最大で400kmの航続距離を可能とすることが確認されていますが、その価格は25,000ユーロ(約407万円)殻に設定されるというので、相当に競争力のあるEVということになりそうです(プジョーE-208やミニクーパーS Eよりも安価で、フォルクスワーゲンID.2と同程度ということになるが、EVとしての性能はこのルノー5のほうが上だと思われる)。
合わせて読みたい、ルノー関連投稿
-
-
この発想はなかった・・・。スズキ・ジムニーシエラを「ランチア・デルタ・インテグラーレ」「ルノー5ターボ」風へとダムドがカスタム
| ダムドのカスタムはなかなかにツボをついたものが多く、発売されるパーツも高品質で求めやすい価格に | そのせいか、意外とダムドのパーツを装着したジムニーが多く見られる さて、いつも様々なカスタムで楽 ...
続きを見る
-
-
やっぱりフランス人は過激だな・・・!完全に予想の上を行くルノー5ターボの3世代目「3E」発表。どれだけ離れていてもひと目で分かるリアウイングに超オーバーフェンダー
| これは「ルノーにしかできない」ひとつの電気自動車に対する回答だと思われる | それにしてもまさかルノーが公式でこんなクルマを出してくるとは さて、先日ルノーは「5(サンク)ターボ」のエレクトリック ...
続きを見る
参照:cochespias1