この発想はなかった・・・。スズキ・ジムニーシエラを「ランチア・デルタ・インテグラーレ」「ルノー5ターボ」風へとダムドがカスタム

｜　ダムドのカスタムはなかなかにツボをついたものが多く、発売されるパーツも高品質で求めやすい価格に　｜

そのせいか、意外とダムドのパーツを装着したジムニーが多く見られる

さて、いつも様々なカスタムで楽しませてくれるDAMDですが、今回なんと「ランチア・デルタ・インテグラーレ」「ルノー5ターボ」風の外装をまとうジムニーを公開。

これらは他の3台とともに東京オートサロン2024にて展示されるとのことですが、正直「かなりよく出来てるな」という印象です。

さらにホイールはOZとの共同開発によって「ラリーレーシング」を復刻しており（現在のデザインではなく、当時の平らなディッシュデザインを再現している）、なかなかの本気度を持つカスタムだと言えそうですね。

テーマは「ヨーロピアンマスターピース」

そしてこれらのクルマのコンセプトは「ヨーロピアンマスターピース」。

たしかにこれらは欧州を代表するホットハッチでもあり、まずこちらの「little 5. ＜cinq＞」はルノ－5ターボ風。

そのヘッドライトやグリル、ブリスターフェンダーが「まんま」5ターボと言っていいほどの仕上がりを持っていて、そして面白いのはドアに張ってある「ノンターボ」ステッカー。

このあたりのユルさがダムドらしい、といったところかもしれません。

ちなみにこちらはオリジナルの5（サンク）ターボ。※画像は「Collecting Car」より

そしてこちらは「little Δ. ＜delta＞」。

もちろんランチア・デルタ・インテグラーレをイメージしたカスタムですが、こちらも驚くほどよく雰囲気を捉えています。

なお、上の「little 5. ＜cinq＞」とは全く異なる印象を持つものの、よくよく見るとフロントバンパーやオーバーフェンダーは「共通」となっているようで、両者の差異はヘッドライトとグリル、そしてリヤスポイラー（形状は同じで、角度が違うだけなのかも）のみにとどまるようですね。※そう考えると、全てのパーツが非常にうまくデザインされている

ちなみにこちらがオリジナルのランチア・デルタ・インテグラーレ。

リトル・サンク、リトル・デルタともに素晴らしい出来栄えだとは思いますが、これらを見て喜ぶのは一定以上の世代の熱きオッサンたちだけなのかしれません。

そのほかにもダムドはこんなコンセプトカーを出展予定

さらにダムドのイマジネーションはこれらだけにとどまらず、こちらはやはりオートサロンに展示される予定の「DEFACE」。

ディフェンダーとハイエースとのマッシュアップということになりそうで、けっこう面白いコンセプトだと思います。

参考までに、「ワンボックスのディフェンダー」を考えた人は海の向こうにもいると見え、レンダリングアーティストがこういった作品を公開したことも。

一方こちらはヨーロピアンではなくアメリカンなバン風カスタム。

なかなかいい感じですね。

こちらはキャンパー風。

ぼくとしては「フォードF-150ラプター風」のカスタムを今後期待したいところです。

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参照：DAMD