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なぜだッ!エンジン出力が変わらないまま(400馬力)で新型アウディTT RS/TT RSロードスターがデビュー

2019/02/07

主な変更点は内外装のビジュアル

アウディがTT/TTSに続き、TT RSをフェイスリフト(マイナーチェンジ)。
変更の内容は主に外観に関するもので、エンジン自体はこれまでの「2.5リッター直5」のまま、そして出力も同じく400馬力のままとなっています(0-100キロ加速は3.7秒、最高速度は280km/h)。

最近ではライバルのパワーアップが著しく、TT RSとしてもなんらかのパフォーマンスアップがあるのではと期待していたのですが、珍しく今回は「パワーアップのないフェイスリフト」に。

なお、先般のTT/TT SのフェイスリフトにあたってはTTだとトランスミッションの変更、そして両モデルとも出力の向上が見られたものの、TT RSでは「与えられるべき新しい装備やパーツ」がなく、これについて、ひとつは「技術が限界に達しつつある」こと、そしてもう一つは「ディーゼル不正事件によって開発コストが削減され、ここ数年で新しい技術を獲得できていなかったんじゃないか」ということが理由なのではとも考えています(それまでアウディは頻繁に新技術を導入していた)。

よりデザインは「アグレッシブ」に

新型アウディTT RSの外観大きく変わったのはフロントバンパー。
エアインテークが大きくなり、より多くのエアを導入することでクーリング性能が向上しているようですね。

加えて、フロントバンパー内にあるインサート(ブレード)はグロスブラックのほかボディ同色、アルミカラーが選べる、とのこと。
ヘッドライトは標準でLED、オプションにてマトリクスLEDが用意されているようですね。

リアウイング形状は変更されてプレート上の翼端が設けられ、この部分のカラーはブラックに。

テールランプはオプションでOLEDが選択できる模様(標準装備じゃないのか・・・)。

なお、マフラーエンドはフェイスリフト後のアウディR8同様に「巨大」に。
そして最新のRSモデルの特徴でもある「バンパー左右脇にあるダクト」も追加されています。

ボディカラーについてはTT RS専用の「キャラミ・グリーン」が用意され(フォルクスワーゲングループは、最近ハイパフォーマンスモデルにグリーンを使用する傾向にある。ポルシェ911GT3や、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJも同様)、新色としてパルスオレンジ、ターボブルー追加に。

トランスミッションもこれまでと同じく7速Sトロニック、駆動方式もクワトロ(4WD)。
ホイールは19インチが標準で19インチがオプション扱い、そしてブレーキキャリパーは標準ではブラック、オプションにて「レッド」も選択可能だとしています。

なお、サスペンションについては若干の変更があるようで(RSスポーツサスペンション)、ハンドリングが改善されているようですね。

新型アウディTT RSのインテリアはこうなっている

そのほかインテリアについては大きく変わらず、インフォテイメントシステムのソフトウェアがアップデートされたくらい。

オプションの「RSデザインパッケージ」を選択すると内装にレッドもしくはブルーのアクセントが与えられ、ナッパレザーのシート、アルカンタラ/レザーのコンビステアリングにはカラーステッチが入ります(シートにはハニカム状デザインステッチが施される)。

そのほかシートバックやセンターコンソール、エアコン吹出口にもアクセントが入り、かなり特別感のある内装に仕上がっていますね。

こちらは同時にフェイスリフトを受けたアウディTT RS ロードスター。

それでは動画を見てみよう

こちらが新型アウディTT RSクーペ/TT RSロードスターのプロモーションビデオ、「All Is All You Need | The New Audi TT RS | Audi Sport」。

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