>BMW(ビー・エム・ダブリュー) ■バイク/自転車

ボクは今、BMW CE 04の購入を考えている!その価格161万円のエレクトリックスクーター、普通自動二輪免許でも乗車可能

2022/08/10

ボクは今、BMW CE 04の購入を考えている!その価格161万円のエレクトリックスクーター、普通自動二輪免許でも乗車可能

| なお0−50km/h加速は2.6秒、けっこうバイクとしては速い部類だ |

ただしあまりにデカくて重いのがちょっとした難点

さて、現在BMWの電動バイク(スクーター)、CE 04を購入するかどうか検討中。

ぼくはBMW i3購入時に自宅へ電気自動車用の充電設備を取り付けているのですが、現在はそれを遊ばせている状態で(フェラーリ296GTBが納車されたとしても、296GTBは100Vからのみの充電となるので、i3用に取り付けた200Vコンセントは使用できない)、それを活用したいと考えていること、昨今の原油高によってガソリンの使用量を抑えたいこと等から電動モビリティへと目が向いているのですが、なんだかんだ言いながらこのデザインに惹かれており、つまりは単純にCE 04がほしいということになりますね。※展示車を見せていただいたのは、ランボルギーニ大阪 / 神戸さんと同じ系列のBMWモトラッド大阪ミツオカさん。ありがとうございます。

BMW CE04
BMWがあのカッコいい電動スクーター「CE 04」を発売!その価格は本国で約130万円、まだまだ電動バイクの値段は下がらないようだ

| もし日本でもBMW CE 04が発売されるのなら、本気で購入を検討してみたい | この未来的なスタイリングはモロにボクの好みでもある  さて、BMWが以前にコンセプトモデルとして発表したエレクトリ ...

続きを見る

BMW CE 04はこんなバイク

そこでこのBMW CE 04ですが、これは「デフィニションCE 04」なるコンセプトモデルとして発表されていた時点からぼくが注目していたバイクの市販版。

8.9kWhの容量を持つリチウムイオンバッテリーを積んでおり、最高出力は42馬力、しかし最高速度は120km/hに制限され、満充電当たりの走行可能距離は約120kmとなっています。

なお、CE 04の車両区分は軽二輪車(排気量125超~250cc以下)に該当するために普通自動二輪免許(AT限定)にて乗ることが可能。

IMG_6046

ちなみにこのCE04はC Evolutionの(直接ではないが)後継的ポジションにあたり、しかしその後続加工距離は160kmから130kmに短縮されて、それによってバッテリー容量を減らすことができたために車体重量はC evolutionの275kgから231kgへと大きく削減されています(ただ、それでも重いことには変わりがない)。

IMG_6053

価格についてはライト・ホワイトが161万円、マジェラン・グレー・メタリックが163万9000円に設定されていて、その違いは若干の装備の差によるもので、ライト・ホワイトにはコンフォートパッケージが装備され、マジェラン・グレー・メタリックには「スタイル・アバンギャルド」が装着されています(ぼくとしてはマジェラン・グレー・メタリックのほうが好みだ)。

車体サイズは全長2285ミリ、全幅855ミリ、全高1150ミリ、シート高80ミリとかなり大きく、そして重量もあるために「リバース」モードが装備されます。

IMG_6068

BMW CE 04のディティールを見てみよう

そこでCE 04の細部を見てみたいと思いますが、「実によくできているバイク」という印象。

ぼくは輸入バイクというとドゥカティ(スクランブラー400)とKTM DUKE 250しか乗ったことがないものの(基本的にぼくはバイクに関しては国産派)、それら輸入車と比較すると相当に精密で、細部に至るまでこだわったデザインを持つように思います。

ちなみにフェンダーとタイヤとのクリアランスはかなり小さく、つまり相当に工作・組み立て制度が(パーツ強度も)高いということを意味しているのかもしれません。

IMG_6044

ちなみに目に見える部分にはすべてヘキサボルトが使用されており、ここも高い質感を(視覚的に)感じさせるところ。

IMG_6059

サイドパネルはフロート式。

IMG_6066

サイドには燦然と輝くBMWエンブレム。

IMG_6065

ちなみにサイドパネルがパカっと開き、ここにジェットヘルメット(形状による)を収めることができるようですね。

IMG_6041

左グリップ根本にはロータリー式コマンダーが装備されており、これでディスプレイの表示や設定を変更可能。

IMG_6050

リアホイールは片持ち式、そしてアルミ削り出し。

エアバルブが「これまでに見たことがない位置」から出ていることには驚かされます(エアバルブの質感すら高いのはさすがBMW)。

IMG_6056

フロントフォークには大きなカバーが装着されています。

IMG_6063

スタンドのデザインは車体とマッチしており、畳んでしまうと車体と一体化して見えるように。

IMG_6047

ちなみにモニターは10.25インチTFT液晶。

IMG_6052

BMW CE 04の購入に際しての懸念材料は?

なお、このBMW CE 04についてはすぐ購入に踏み切ることができないところがいくつかあり、まずひとつはシートの高さ。

80cmなので数値的にはそこまで高くないものの(ホンダ・フォルツァで78センチ)、シートの横幅が大きく、さらに車体の幅もかなりあるので、足を外側に向けて広げて乗らねばならず(一応足元のステップ部分は内側にえぐってはいるが)、正直なところ足つき性はさほどいいとはいえない部類かと思います。

参考までにシートは「フロート」式で、加工すれば下げることができるんじゃないかとも考えたのですが、シート裏を見るとパイプフレーム(車体と一体化している)ながあるので位置を下げることはできず(そしてシート位置を下げると、今度はハンドルバーとの位置関係に問題が出そう)、高さはともかく、左右の幅を短縮すべくアンコを削れば足つき性が改善する可能性もありそうです。

IMG_6040

そのほか「車体の大きさと重さ」も懸念のひとつで、自転車の駐輪場とバイクの駐輪場とが一緒になっているようなところだとまず入らず、かつ取り回しも相当に難しそう。

そして航続距離がちょっと短め(120キロ。実際は100キロを割ると思う)なのも気になるところで(BMWとしてはC Evolutionのユーザーへの調査からこの距離でも問題はないと算出したようだ)、予定外の事態が発生すると電欠になる心配も出てきます。※CE 04でツーリングに行くことはないので、実際には問題なさそうではある

ちなみに充電方式は「CHAdeMO」に対応しておらず、外で充電しようと思ってもなかなか対応する充電スタンドを見つけることができないかも。

加えて権利関係によってカーナビが使えないそうなので(スマートフォンとの連携によるカーナビ表示ができない)充電スタンドを探すにはスマートフォンにて行う必要が出てきそう。

IMG_6061

そして最も大きな問題は「売却価格」かもしれず、たぶんCE 04の売却時には「値がつかず」購入するならばその金額をほぼ捨てる気でいるしかないだろうと思います。

ちなみにこの手の乗り物は売却価格は安くとも(中古)店頭販売価格は高くなる傾向にあるので、売却の際には個人売買といった方法を模索したほうがいいかもしれませんね。

IMG_6042

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->BMW(ビー・エム・ダブリュー), ■バイク/自転車
-, , , , , ,