| もし日本でもBMW CE 04が発売されるのなら、本気で購入を検討してみたい |
この未来的なスタイリングはモロにボクの好みでもある
さて、BMWが以前にコンセプトモデルとして発表したエレクトリックスクーター、「CE 04」を市販モデルとして販売開始。
見るからに魅力的な未来派バイクですが、その価格は北米では11,795ドル(日本円で約130万円)と安くはなく、まだまだ電動車は高価な買い物だと実感させられますね(ハーレーダビッドソン”ライブワイヤー”ほどではないけれど)。
一回の満充電あたり走行可能距離は130キロ
このCE 04に搭載されるバッテリーは8.9kWhで出力は42.5PS。
モーターは一つ、そして時速120km/hでの走行が可能だとされています。
充電に関しては、壁面コンセント(おそらくは200-230Vをイメージしているのだと思う)からだと4時間20分で満充電となり、レベル2充電器を使用すれば1時間40分に短縮可能(80%までで良ければ45分でOK)。
なお、気になる航続可能距離は120キロだとアナウンスされており、これだけ走ればまず実用性は十分だと言えそうですね。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/51296988778/in/dateposted-public/なお、車体色は標準だと「ライトホワイト」、オプションだとマゼラングレーメタリックが選択可能(アバンギャルド・パッケージが自動的についてきて+225ドル)。
CE 04では安定性を重視
ホイールはフロントに3.5×15インチ(89×381mm)、リアに4.5×15インチ(114×381mm)、ホイールベースは66インチ(1,676mm)、ステアリングヘッドアングルは26.5度、キャスターは4.7インチ(119mm)という数値を持ち、BMWいわく「操縦性と安定性に優れる」。
なお、電気自動車同様にスロットルをオフにすると回生ブレーキが作動し、しかし安定性を保つために前輪と後輪にかけるドラッグトルクの大きさを自動的に調整するそうですが、経験上この回生ブレーキはちょっとクセモノで、以前にBMW i3に乗っていた時、雨天時にアクセルオフ状態で(高架道路の継ぎ目などの)鉄板の上に乗ってしまうと車輪がスリップすることがあり、これと同じことが「2輪で起きるとちょっとやだなあ」と思ったり。
このCE 04には回生ブレーキの他、当然ですが通常のブレーキも備わっており、前輪には265mm径のツインディスク(4ピストン固定キャリパー)、後輪には265mm径のシングルディスク(フローティングキャリパー)を採用。
さらにはボッシュの最新のABSシステムを採用し、フロントとリアのブレーキを独立して作動させることで安全性を高めている、と紹介されています。
走行モードは走行距離を伸ばすECOモード、安全性を高めるRainモード、通常の走行に適したRoadモード、究極のパフォーマンスを発揮するDynamicモードの4つで、モーターを逆回転させることで「バックもできる」ようですね。
ホイールには粗密なドット状のグラフィックが用いられており、同様の柄は先日発表された2シリーズのアンビエントランプにも見られ、今後BMWが「推してゆきたい」模様なのかもしれません。
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