>メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz/AMG) ■新型車・スパイフォト・ウワサなど

メルセデス・ベンツがお求めやすい価格になるというミニバン「Tクラス」のティーザー画像を公開!ルノー・日産・三菱と共同開発、発表は4月26日

2022/03/29

メルセデス・ベンツがお求めやすい価格になるというミニバン「Tクラス」のティーザー画像を公開!ルノー・日産・三菱と共同開発、発表は4月26日

| ミニバンの人気が高いのは日本を中心としたアジアだが、今後は世界的な支持拡大も期待される |

欧米では商用車のイメージが強すぎて敬遠されている?

さて、メルセデス・ベンツがコンパクトサイズのミニバン「Tクラス」を4月26日に発表するとして1枚のティーザー画像をドロップ。

この新型Tクラスはルノー・日産・三菱アライアンスと共同で開発され、求めやすい価格帯でありながらもメルセデス・ベンツとしてのプレミアム感・高級感を両立させるという課題が与えられていますが、メルセデス・ベンツとしては、商用車として投入しているシタンよりも高級に、そして上位モデルのミニバンであるVクラスよりはコンパクトそして安価に収めねばならないということになります。

Tクラスは「EQT」のガソリンバージョン

なお、このTクラスは昨年に発表された「EQTコンセプト」のガソリンバージョンという位置づけとなり、たしかにこちらのベースはルノーの「カングー」。

よって、EQTそしてTクラスともにカングーをベースにしたクルマということになりますね。

そしてこのEQT(下の画像)のほうは「EQ」らしく空気抵抗を抑えたツルリとしたボディ表面、フラッシュサーフェスドアハンドル、ヘッドライト一体型の非貫通型グリルを持ちますが、今回公開されたTクラスのティーザー画像を見るに、こちらはやや現実的というか「通常のメルセデス・ベンツ」に近いデザインを持つもよう。

メルセデス・ベンツによると、この新型ミニバンは、スポーティでエモーショナルなデザイン、広々として可変性のある室内空間、実用的なスライドドアに加え、なによりも"メルセデスらしい快適性、接続性、高品質な魅力、そして安全性 "を備えているとのこと。

メルセデス・ベンツのチーフデザイナーを務めるゴードン・ワグナー氏は「Tクラスの新しいレイアウトとデザインにより、機能性とデザイアビリティの融合を実現しました。センシュアル・ピュアリティ(官能的純粋)という我々独自のデザイン哲学により、そのデザイン、プロポーション、そしてその知覚価値で感動を与えるTクラスという魅力的なファミリーコンパニオンを創造します」とコメント。

参考までにですが、EQTコンセプトは比較的若い人々をターゲットとしているようで、発表時には「電動スケートボード」を格納したり充電できる、ということをアピール(市販モデルでは非搭載となる可能性が高い)するなどアクティブさ、そしてレジャー的要素を押し出しています。

こちらもCHECK

メルセデス・ベンツが「EQTコンセプト」発表
メルセデス・ベンツが「EQTコンセプト」発表!ルノー・カングーと車体を共有し、しかし「アクティブなライフスタイルを持つ若者へ」向けた新形EV

| フロントグリル内部にはメルセデス・ベンツマークがLEDにて発光 | さて、メルセデス・ベンツが予告していた「コンセプトEQT」を公開。これはその文字と外観からわかるとおり「エレクトリックミニバン」 ...

続きを見る

ミニバン人気は徐々に世界で高まっている

現時点ではこのTクラスの詳細については不明ではあるものの、搭載されるエンジンはルノー製の1.3リッター・ガソリンエンジンもしくは1.5リッター・ディーゼルエンジンになる、とも。

ちなみに現在ミニバンが最も支持されているのは日本だと思われますが、中国においても人気が高まっているといい、そこで魅力的なミニバンを数々の自動車メーカーが発売するようになれば、ミニバン市場が活性化することになり、欧米においても人気化する可能性があるかもしれませんね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz/AMG), ■新型車・スパイフォト・ウワサなど
-, , , , ,