| 新型メルセデス・ベンツGLBではバンパー開口部が小さくなり、まるでEVのような印象も |
近年のメルセデス・ベンツでは金属風のフィニッシュを持つパーツを多用する傾向にあるようだ
さて、新型メルセデス・ベンツGLBを見にメルセデスミー大阪へ。
このGLB180はフェイスリフト(マイナーチェンジ)版となるもので、主に内外装やインフォテイメントシステムのアップデートに加えオプションの充実が図られており、価格は638万円に設定されています。
展示車のボディカラーはデジタルホワイト、インテリアカラーはブラック、オプションは(ボディカラーの)メタリックのみ。
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フェイスリフトながらも見た目の印象が大きく変わる
なお、ここ最近のメルセデス・ベンツのモデルチェンジやフェイスリフトに共通するのが「内外装の質感の大きな向上」。
異なる素材や仕上げを持つパーツを組み合わせつつも”まとまり感”を持たせるという方向性を採用しており、これによってずいぶん高級感が増したと考えています。
フロントだとグリルのデザインが変更され、太いルーバーが組まれることとなっていますが、フィニッシュに金属調のマットシルバーを用いることで車格が上がったようにも見え、かつこのボディカラーとのマッチングもなかなかのものに。
ちなみにグリル内のロワーパートは「ブロック状」。
このブロック状デザインはほかのメルセデス・ベンツではあまり見られないものですが、もともとGLBは他のラインアップとは切り離されているデザインを持っており、それがフェイスリフトにおいても継続されたということになりそうです。
ロワーパートに採用されるのはメッキ風のスキッドガードで、これはほぼ同時期に登場した新型GLCにも共通するものであり、メルセデス・ベンツは今後自社のSUVにこの仕様を導入してゆくことになるのかもしれません。
LEDデイタイムランニングランプは「一直線」に変更(レンズが盛り上がっているが、以前からこの仕様であったのかどうかは記憶していない)。
サイドビューは変わらずに・・・。
テールランプの発光グラフィックが「クワッド」に。
そのためリアの印象は若干変化し・・・。
やはりアンダー部にはキラっとしたメッキ風(あるいはポリッシュ風)パーツ。
一方でルーフレールやウインドウモールは「マットシルバー」。
ホイールにも新デザイン(18インチ)が採用されています。
新型メルセデス・ベンツGLB180のインテリアはこうなっている
そしてこちらは新型GLB180のインテリアですが、やはり上位モデルのGLC新型に比較するとちょっと地味。
アンビエントランプがちょっと寂しいという印象も。
ただしシートには頑丈で滑りにくそうなファブリックが採用されるなどGLB180のキャラクターをしっかり反映した仕様が与えられています。
標準仕様でもドア内張りにステッチが入るあたりはさすがメルセデス・ベンツ。
そして最近のメルセデス・ベンツの常としてスリーポインテッドスターによるブランディングが強調されることに。
損他の画像はFacebookページのアルバム「メルセデス・ベンツGLB180|Mercedes-Benz GLB180」にて保存しています。
メルセデス・ベンツGLB180を見てきた際の動画はこちら
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