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なんと964世代のポルシェ911をベースにした「ルーフRCT Evo」が新車で購入できる!多彩なオプション、ボディカラーも選択できて4430万円

2020/12/05

ルーフRCT(ポルシェ911のカスタムカー)

| この価格はどう考えても安すぎる |

さて、ポルシェ911をベースとしたコンプリートカーを製造する「自動車メーカー」、ルーフ。

どうしてもポルシェのチューナーとして捉えられることが多いようですが、実際には政府の認可を受けた自動車メーカーであり、よって製造業社名も「ポルシェ」ではなく「ルーフ」となります。※ポルシェを”チューン”することもある

ルーフは過激なクルマを作ることで知られる

最近だと外観は空冷時代の911風、しかし中身はカーボンモノコックシャシーにウィリアムズ製エンジン搭載という「CTR」をリリースしたのが記憶に残るところ。

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なお、公式にアナウンスされていないものの、あの(ワイルド・スピード SKY MISSIONで有名になった)ライカン・ハイパースポーツも、そのパッケージングやパーツを見るとルーフCTR3をベースにしている可能性が高そう(エンジンはルーフ製だとアナウンスされている)。

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ルーフは今でも964世代の911をベースとした「新車」を販売していた

そして今回ルーフが発表したのが「RCT Evo」。

これは964世代のポルシェ911をベースにしたクルマで、3.6リッター・フラットシックスを1基のターボチャージャーにて過給して420HP(425PS)を発生させ、トランスミッションは6速マニュアル、駆動輪は後輪のみというスペックです。※詳細は不明だが、中古の964を完全に分解し、新品パーツを組み込んで「新車」として再生したものだと思われる

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ボディは「ナロー」そして画像の「ワイド」が用意され、ワイドボディにはフルカーボン製アウターパネルも選択可能(この画像の個体にはカーボンボディが装着されている)。

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そしてこのカーボンボディは、通常のボディよりもエアロダイナミクスが高められるうえ、「センターロックホイール」も付属。

ブレーキにはオプションにてカーボンセラミックディスクが選択できる、と紹介されています。

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センターロックホイールのロックナットも美しく加工され、ルーフの美学が感じられるところですね。

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技術は進歩しても、走る楽しみを表現する方法は変わらない

なお、ルーフによると「(964世代の911が発売された)1990年から技術はずいぶん進歩したが、走る楽しみを追求する方法は変わらない」。

964のフィーリングそのままに、「よりパワフルなエンジン、より軽量な車体」によって刺激的な走りを実現しているそうですが、さらにルーフがいうには「材料はよくなったが、レシピは変わらない」とのことで、つまりは最新の技術をもって、従来のレシピで調理したのがこのRCT Evoということになりそうです。

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ルーフRCT Evoのインテリアはこうなっている

こちらはルーフRCT Evoのインテリア。

美しいアイボリーのレザーに覆われ、シート中央部にはダイヤモンドステッチが施されますが、このあたりは「最新の技術」の恩恵を受けた部分なのかもしれません。

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ダッシュボード、そしてメーターパネルもアイボリー。

メーターパネルはホワイト、メーター指針もホワイトという珍しい仕様です。

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室内にはロールケージが組まれ、これは「カーボンボディとセンターロックホイールとのパッケージオプション」なのだそう。

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ルーフRCT Evoの値段はおいくら?

そして気になるルーフRCT Evoの価格ですが、350,000ユーロに設定されています。

日本円で約4430万円ということになりますが、ジンガー・ビークルデザイン製のポルシェ911、そして現在の964の相場、さらに今後964含む空冷ポルシェの価値は今後も上がり続けるであろうこと、なにより「RUFであること」を考慮すると、この価格はバーゲンだと考えていいかもしれません。

なお、ボディカラー、インテリアの使用含むオプションは「無限」にあり、つまり自分だけの一台を作ることができるようですね。

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