![ブラバス最新作、ポルシェ911ターボSベースの「900R」発表。前後フェンダーは超ワイド、手が入っていないところがないほどのフルカスタム。動画ではサウンドも](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2023/07/Porsche-911-Brabus.png)
| 近年は富裕層の増加に伴い、メーカー純正カスタムを超えるパーソナリゼーションを求める顧客も多数登場している |
そういった人々にはこのブラバス、そしてマンソリーは「いい選択」に
さて、メルセデス・ベンツGクラスはじめ過激なカスタムにて知られるブラバス。
実はメルセデス・ベンツのみではなくポルシェそしてロールスロイスのカスタムも選曲的に手掛けており、今回はポルシェ911ターボSをベースとしたその最新作「ブラバス 900R」を公開することに(この動画は、ブラバスが主催した「BRABUS SIGNATURE NIGHT」にて撮影されたようだ)。
ここでそのディティールを見てみたいと思います。
ポルシェ911ターボS「ブラバス 900R」はこんなクルマ
このブラバス 900Rについてはまだ詳細が発表されておらず(ブラバスの公式サイトにもまだ情報がアップされていない)、今のところ詳細は謎のまま。
ただしその名称からして900馬力を発生していると考えてよく、メルセデス・ベンツなど各モデルをベースにしたブラバスのトップレンジ「900」シリーズのニューフェイスということになりそうです。
![15](https://live.staticflickr.com/65535/53022227048_b344610cd4_c.jpg)
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ボディカラーはグレー、そしてカーボンファイバーパーツにレッドのアクセント。
![10](https://live.staticflickr.com/65535/53022128100_972096fca7_c.jpg)
フロントとリアフェンダーが大きく拡大されており、その幅にあわせるかのようにフロントバンパーも大きく横に広げられています。
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フロントからはガバっとエアを吸い・・・。
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取り入れたエアを盛大に放出するという最近のトレンドを取り入れています。
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フロントフェンダー上にはカーボンファイバー製のブレード。
拡大されたフェンダーのエッジにはカーボンパーツが使用され、そのワイドさを主張しているかのようですね。
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ドアミラーやルーフもカーボンファイバー。
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拡大されたリアフェンダーのエッジにもカーボンファイバー製のトリムが装着されます。
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リアスポイラーはダックテール(このエッジにもカーボンパーツが装着されている)。
![11](https://live.staticflickr.com/65535/53022128060_5a7897d2b5_c.jpg)
そして興味深いのは、リアフェンダー上にフィンのような突起が設けられ、ダックテールに向かってエアが流れる構造を持っていること。
これによって、大きなウイングを装着せずともダウンフォースを稼ぎ出せているのかもしれませんね。
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ブラバスはハイパフォーマンスを標榜するブランドではあるものの、モータースポーツ寄りというわけではなく、むしろラグジュアリー志向だとも考えられ、その意味では大きな別体式リアウイングはそのイメージに似合わず、ボディ一体型のエアロパーツのほうが似合うのだと考えられます。
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リアガーニッシュは立体の「BRABUS」文字が発光するという新仕様。
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テールパイプはジェット戦闘機のバーナー風。
![4](https://live.staticflickr.com/65535/53022227053_fe449bc3ce_c.jpg)
ホイールはセンターロック式5スポーク、そしてカーボンファイバー製のエアロディスクが装着されています。
![14](https://live.staticflickr.com/65535/53021158952_2f960dc28b_c.jpg)
動画では勢いよくアクセルを踏み込む様子、そしてもちろんエキゾーストサウンドも収録済み。
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ポルシェ911ターボS「ブラバス 900R」のインテリアはこうなっている
そしてこちらはブラバス900Rのインテリア。
ほかの「900」シリーズとも通じる仕上げを持っており、「ブラックとレッド」にてまとめられることに。
![12](https://live.staticflickr.com/65535/53022128025_aa36aeae05_c.jpg)
ドアオープナーなど金属調パーツがレッド仕上げとなるあたりもやはり(ほかの900シリーズとの)共通仕様。
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シートのセンターにはヘキサゴン状のステッチ、そしてパーフォレート(穴あき)加工、さらにはレッドのレザーパッチ。
サイド部はシボ感のあるレザーにレッドのパイピングが用いられています。
![2](https://live.staticflickr.com/65535/53021907574_fe5f15b4e5_c.jpg)
「手が入っていないところがない」といえるほど隅から隅までカスタムされた個体ですが、当然ながらその価格は安くないものと思われ、これまでの例からすると「新車のポルシェ911ターボの2.5倍」くらいとなる可能性も。
そしてもちろん、世の中には「いかに注文時にカスタムしたとしても」メーカー純正には満足できない人も少なからずいるものと思われ、そういった人にとってはブラバス、そしてマンソリーといったチューナーは「ありがたい存在」なのかもしれませんね。