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VWのデザイナーが「CEOや取締役の気に入るデザインを作成できなかったので」その職を追われる!後任はベントレーのデザイナー

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フォルクスワーゲン

| フォルクスワーゲングループの人事はいつ見てもあまりにドライ |

さらには異常にキツいプレッシャー下にさられているものと思われる

さて、フォルクスワーゲンのデザイナーが交代するという報道。

フォルクスワーゲンのデザイナーはこれまでヨゼフ・カバン氏が努めていたものの、新しくフォルクスワーゲンのCEOに就いたトーマス・シェーファー氏がヨゼフ・カバン氏の仕事ぶりに満足していないという理由でそのポジションを追われるもよう。

なお、後任は(同じVWグループ内の)ベントレーにてデザイナーを務めるアンドレアス・ミント氏だと報じられています。

ID.LIFEコンセプトが不評だったもよう

ヨゼフ・カバン氏の仕事ぶりが「イマイチ」と判断されることになった最大の要因は、「ID.ライフ・コンセプト」のデザインがトーマス・シェーファーCEOそしてフォルクスワーゲンの取締役会に対して不評だったからだとされ、このクルマを市販するに際しての修正もアンドレアス・ミント氏が行うと伝えられています。

ただ、後任のアンドレアス・ミント氏にとっては「不評だとされるクルマのデザイン修正を行わねばならない」という非常にプレッシャーがきつい立場を与えられることになり、これはこれで下手すると今まで築いてきた評価が一瞬で吹き飛んでしまう可能性もあって心中穏やかではないのかもしれません(すでに存在する、イマイチなデザインをカッコよくするのは、ゼロベースからカッコいいクルマを作るのに比べると著しくハードルが高い)。

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今後のフォルクスワーゲン内ではデザイナーがシャッフルされる?

なお、ヨゼフ・カバン氏は2020年にBMWグループから移籍していますが、BMWグループではロールス・ロイスのデザインを担当しており、その前はフォルクスワーゲングループ傘下のブガッティに在籍していたと報じられています(つまり出戻り)。

ヨゼフ・カバン氏はデザインをブラティスラヴァとロンドンで学び、20歳でフォルクスワーゲングループへと加入していて、当時は最年少デザイナーとして手腕を発揮し、その後2019年にBMWグループへと移り、なぜか2020年にはまたフォルクスワーゲングループへという経歴を持つようですね。

ちなみにBMWグループからフォルクスワーゲングループに移ってきた重役は前フォルクスワーゲンCEOのヘルベルト・ディース氏、購買部長を務めたムラト・アクセル氏に続き、3人目なのだそう。

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参考までに、フォルクスワーゲングループは比較的ブランド内にてデザイナーの異動を行うことが多く、直近だとフォルクスワーゲン・グループのデザイン責任者であるクラウス・ツィヒオラ氏が解任され、代わりにポルシェのミヒャエル・マウアー氏が(ポルシェと兼任にて)起用されたばかり。

そして「辞職」も少なくはなく、ちょっと前だとVWグループのデザイン責任者であったワルター・デ・シルヴァ氏が辞職し、ブガッティのデザイナーだったサシャ・セリパノフ氏も辞職、そしてランボルギーニのデザイナーだったフィリッポ・ペリーニ氏はイタルデザインへと異動になったのちに辞職。

その前だとベントレーやランボルギーニにてチーフデザイナー職にあったルク・ドンカーヴォルケ氏も辞職していますが、辞職した人々はまた別の自動車メーカー等にて活躍しており、想像するに、フォルクスワーゲングループはなかなか(デザイナーにとって)創造性を発揮しにくい環境にあるのかもしれません。※現在フェラーリのチーフデザイナーを務めるフラビオ・マンツォーニ氏もフォルクスワーゲン出身である

参考までに、ベントレーでのアンドレアス・ミント氏の後任はブガッティのトビアス・スールマン氏が就任し、当のヨセフ・カバン氏は解雇されるわけではなく(VWグループは彼をBMWから呼び戻したほどなので)、なんらかの別の役割が振り当てられると言われています。

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