| シンガポールF1GPコースをフェラーリで走ってきた |
シンガポールにてスーパーカーをレンタルし、シンガポールF1グランプリと同じコースを走るというサービス「Ultimate Experience」。
今回、せっかくなのでこれに申し込み、フェラーリ・カリフォルニアを借りてシンガポール市街地を走ることに。
フェラーリのほか、ランボルギーニ、ロールスロイスもレンタル可能
Ultimate Experienceでは現在フェラーリ・カリフォルニア、ロールスロイス・レイス、ランボルギーニ・ウラカン、ランボルギーニ・ガヤルド、ランボルギーニ・アヴェンタドールを用意しており、料金は15分のレンタルだと280USD、280USD、380USD、280USD、480USD。
時間については15分のほか30分、45分、60分があり、走行するコースがそれぞれ異なります。
ネット上やツアー申込サービスを受け付ける会社からでも予約できますが、現地で予約してもOK。
現地にて予約する場合はマリーナベイ・サンズ(ホテル)の”タワー3”ロビーにある申込カウンターにて行います。
こんなカウンターがあり、ここで申し込めばOK。
カウンターには受付の人と、それぞれ乗車可能な車の価格表が用意されています。
なお、これは「何時から」と定められているわけではなく、空いていれば即乗車可能。
Ultimate Experience運営元によると、オススメの時間帯は「午前中」。
昼以降になると道路が混雑し、夕方以降だと暗くなって道路を把握しづらくなるためです(ラウンドアバウトなど、日本にはあまりない道路もあるため、やはり明るいほうがいいと思う)。
ちなみに走行は日本の運転免許証、そしてパスポートがあればOK。
あとはカードか現金で料金を支払い、注意事項をよく読んでそれにサインすれば乗車、となります(マリーナベイ・サンズに宿泊していれば、料金は10%オフ)。
注意書きは英語ですが、内容を要約すると「インストラクターの指示を守る」「マニュアル操作を行わない(常にATモードで走行する)」「ローンチコントロール禁止」「交通法規を遵守する」「インストラクターの指示を守らずに問題を起こせば全責任を負う」というところです。
ほかの車両はこんな感じ。
乗車前にはポーズをキメて写真を取ってくれるサービスもあります。
その後車についての操作方法についてレクチャーを受け、エンジンスタート、ウインカーやホーンなど必要な機能の操作方法について理解し、ミラーとシートの調整を行なってエンジンスタート。
なお、助手席には必ずインストラクターが乗車するので、自分のほかにも誰かを乗せたければ4人乗りのクルマを選択する必要があります(乗員一人あたり追加料金を取られる)。
道路の通行区分は日本と同じ左側なのであまり戸惑いはないものの、車線が4つか5つある区画(道路が広い)が多く、「左から2番目の車線から左折して3番目の車線に入る」という、日本ではあまりなじみのない状況、そしてラウンドアバウトもあるので要注意。
ちなみにインストラクターの指示はすべて英語ですが、いずれも簡単なものなので、「スタート」「スローダウン」「ターン」「ライト」「レフト」くらいが理解できればOKだと思います。
そして「踏んでもいい」ところについてはインストラクターが教えてくれますが、「制限速度はないのか」と聞いてみると、「制限速度は気にするな」とのこと。※道路には速度制限に関する表示はない
スピードを落とすべきところではちゃんと指示を出すから安心して踏んでいいとのことなのでけっこう踏んでしまったわけですが、正直どのくらい速度が出ていたのかは不明で(前方とステアリングホイールの操作、アクセル、ブレーキ操作に集中していたのでスピードメーターは見ていない)、一応走行中の動画も撮影したもののさすがにUPがためらわれ、今回は公開を見送っています(違法な走行はしていないから安心していい、とはインストラクターから言われている)。
しばらく運転しているうちにインストラクターから徐々に「規制解除」が行われるようになり、本来禁じられているパドル操作も「解禁」になったりして、けっこう運転を楽しむことができた体験だった、と思います。
スーパーカーの運転そのものよりも、やはり異国の地で、かつシンガポールF1グランプリと同じ(たぶん全て同じではない)コースを走行できたということは心情的に大きく、かなり満足度は高いと考えています。
なお、帰ってくるとこういった感じで「修了証」を用意してくれていて、これを受け取ってスーパーカーレンタル「Ultimate Experience」は終わり。