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フェラーリの最新ワンオフモデル「SP3JC」公開!透明ボンネット装備、デザインイメージは「ポップアート」

2018/11/29

| ボディカラーのイメージは”ポップアート” |

フェラーリが新たなるワンオフモデル、「SP3JC」を発表。
フェラーリは今後「ICONA」「GT」「スペシャル」「スポーツ」4つのシリーズを展開するとしていますが、それらのシリーズに属さないのがこういったワンオフモデル、またはそれに準じる「フォーリ・セリエ(シリーズ外)」。

「ICONA」は先日発表された”モンツァSP1/SP2”のようなコレクター向けの超限定モデルで、「GT」はGTC4ルッソ、ポルトフィーノのようなグランドツーリングカー、「スペシャル」は488ピスタのような特別モデル、「スポーツ」は488系や812スーパーファストのようなスーパースポーツを指しています。

そこで「フォーリセリエ」ですが、これまでだとエリック・クラプトンのために作られた「SP12EC」、そのほか「SP30」、「SP38デボラ」、「488MMスペチアーレ」、そして日本向けの記念限定モデル「J50」もこれに該当。

フェラーリSP3JCのベースはF12tdf

このSP3JCはF12tdfをベースとして作られており、見てのとおりルーフはカットされて「オープン」に。
注目すべきは最新のV12モデルである「812スーパーファスト」をベースとしているわけではないということで、エンジンも812スーパーファストの6.5リッターV12ではなく、F12に積まれる6.3リッターV12を使用しています(ただし出力は769馬力に向上し、これはF12tdf同様)。

なぜ現行モデルの812スーパーファストではなくF12tdfベースなのかということですが、それはこのSP3JCが計画されたのが「3年以上前」だから。
フェラーリは上述のように、シリーズ外でワンオフモデルを製作しており、これらは製作に非常に時間がかかることから「3年待ち」だと言われています。



つまり、今注文しても納車されるのが3年後ということになり、しかし開発は注文と同時に開始されるので、「注文時の現行モデル」をベースにすることになるわけですね。
そしてちょうど3年前の2015年12月に発表されたフェラーリF12tdfがこのベースになっている、と考えると「ぴったり」時期があってきます。

ただ、この「フォーリ・セリエ」はお金さえ払えば誰でも注文できるというわけではないと思われ、限定モデル以上に厳しい制限があるのはほぼ確実。

今回のSP3JCについて、ボディカラーはポップアートに触発されたとのことで、ビアンコ・イタリア(パールホワイト)をベースにアッズーロ・メット(水色)、ジアッロ・モデナ(イエロー)を採用していますが、これはかなり「思い切った」カラー。

よくフェラーリがこれを認めたなという驚きもあるものの、このカラーを選択したオーナーの勇気には脱帽(もし実車が仕上がったときに”しまった”となるリスクを考えると、なかなかできる選択ではない)。

そしてこのクルマにかかるお金を考えた場合、たとえば(サイズはともかく)プロポーションが比較的近く、安価で入手できるマツダ・ロードスターの中古を購入し、「予定している」ボディカラーに一回塗装してみて様子を見たほうがいいんじゃないかと思ったり(ぼくだったらそうする。実際にこのオーナーも他の車で試したり、他に持っているフェラーリにラッピングしたりしてみたのかも)。

フロントバンパーはじめボディパネルの多くはオリジナルで、「ペイント」に目を奪われがちではあるものの、エンジンの見える「透明ボンネット」はこのモデルの大きな特徴。

そのほかカーボンファイバー製のロールバーやブリッジ、ブラシ仕上げのアルミ製フューエルフィラーキャップ、カーボンファイバー製ディフューザー、クワッドテールパイプなど様々な固有の特徴を持っていて、ブレーキキャリパーはイエロー、そしてホイール外周にもイエローのラインが入ります。

インテリアはブラックをベースにしながら、シートはブルー、そしてダッシュボードとシートにはホワイトのラインが用いられている、とのこと。

なお、公表されていないものの、この「ポップアート」はロイ・リキテンスタインじゃないかと考えていて、たとえばロイ・リキテンスタイン財団のトップページはこんな感じ。
作品においても「ホワイト、ブルー、イエロー」が多く用いられており、その可能性は高そうです。

VIA:Ferrari

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