ランボルギーニ/フェラーリ/ポルシェオーナーのブログ。クルマのほか、腕時計、トラベルなどライフスタイルに関わる情報をお届けします。

Life in the FAST LANE.

>BMW(ビー・エム・ダブリュー) >VW(フォルクスワーゲン/Volkswagen) >アウディ(Audi) >アストンマーティン >アルファロメオ/アバルト/フィアット >シトロエン/DS >シボレー(CHEVROLET) >ジャガー >フェラーリ >フォード(FORD) >ブガッティ >プジョー >ベントレー(Bentley) >ポルシェ(Porsche) >マクラーレン(McLaren) >マセラティ >ミニ(MINI) >メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz/AMG) >ランボルギーニ >ルノー/アルピーヌ >レンジローバー/ランドローバー(RangeRover) >ロータス(Lotus) >ロールスロイス(Rolls-Royce) >韓国の自動車メーカー ■自動車各社業績/ランキング/記録等

2022年12月単月/通年の輸入車登録台数が発表!12月は「調整月」なので数字からは各メーカーの苦労が読み取れる。フェラーリは115%、ランボルギーニは124%の成長

投稿日:2023/01/12 更新日:

フェラーリ

| この数年、輸入車業界では大きな再編が起こるかもしれない |

まず、コンパクトクラスのピュアエレクトリクカーは価格の問題で日本ではまず売れないだろう

さて、2022年12月の輸入車登録状況が公開され、あわせて2022年通年の通じが出揃っています。

毎年12月で注意しなくてはならないのは「実勢を表していない場合がある」ということで、これはどういうことかというと、多くの欧米の自動車メーカーの業績は「1-12月」にて算出され、日本のように「4月-3月」ではなく、よって12月はその一年の成績を決める最後の月となります。

そして多くの自動車メーカーにおいては、いかなる状況であっても前年割れが許されず、12月にはなんとか昨年対比100%に辻褄を合わせようという行動が見られ、たとえばメルセデス・ベンツの「101.3%」、ポルシェの「102.6%」という数字は「無理やりなんとか作った」ものかもしれません。

なお、ブガッティやロールス・ロイスも「100%」となっていますが、これらのクルマは基本的にオーダーメイドであり、かつ営業マンがお客さんに「なんとか買ってくださいよ」とお願いして売れるものでもないので、おそらくは「単なる偶然」で昨年と同じ数字になった可能性が高いと考えています。

逆に「売りすぎ」にも注意

ただ、100%を大きく超えてしまう場合には別の注意が必要であり、というのも翌年のノルマ(もしくはそのようなもの)は前年の数字をもとに立てられる場合が多く、よって2022年にドカンと販売が伸びてしまうと、2023年のノルマもそのぶん大きくなってしまうわけですね。

そうなると2023年は非常に厳しい状況となる可能性があり、よって「楽に100%を超えることができる場合」、12月の登録を意図的に翌年に回し、2022年の販売台数を過小に抑えることも。

たとえばフェラーリの「(通年で)115%」という数字はそういった例かもしれず、12月単月の登録を見ると前年比30%というフェラーリらしからぬ低い数字となっているので、これは12月に登録せず、来年1月に登録を先延ばしし、2023年の販売ノルマ達成を楽にしようとした可能性も否定できません(2023年1月の登録台数がドカンと増えれば、この仮説が正しいということになる)。※登録年を新しくするため、顧客が越年を希望した可能性もある。ぼくだったらそうする

ランボルギーニ

ランボルギーニの124%、マセラティの114%あたりももしかすると「調整」が入った可能性もありそうですが、こういった調整は自動車メーカー本社によって指示されることも多く、というのも自動車メーカーの経営者としても「継続的に成長している」ことを見せるため、意図的に突出した成長を抑えることがあるのかも。

たとえば、今年に前年比120%増しを達成し、翌年に120%成長すれば「(前々年比で)144%」の成長となりますよね。

しかしながら今年144%成長し、翌年に成長が0%であれば、2年というタームで見ると同じ144%の成長なのに、成長がゼロであった年は評価が大きく下がり、上場企業の場合は株価にも響くので、多くの経営者(営業マン単位でも)は「成長しすぎ」の際には貯金を残す傾向があります。

ここからの数年は大きな動きがあるだろう

なお、ここからの数年は非常に大きな動きがあるものと思われ、まずジャガーやロータスのように「一時的に(次の展開に備えて)ラインアップが縮小」した自動車メーカー(のディーラー)はもう売るものがなくなってしまいますし、プジョーはじめステランティス各ブランドについては「エレクトリック化」にシフトするものの、日本市場ではそれに適応できない可能性が高く、これらでも「売るものがない」可能性も。

とくにフィアットやアバルトは(欧州では)そのメインをピュアEVにスイッチするものの、日本では価格の問題もあって受け入れられない可能性が高く(コンパクトEVを買う値段で国産のプレミアムカーが購入できる)、そうなるとフィアットやアバルトは壊滅状態になるのかもしれません。

フィアット

そしてダッジやフォード等は現在並行輸入車が入ってきている状態ではありますが、これらも電動化車両へと移行すれば、メンテンナンスや故障の際の対応が難しくなるために並行輸入業者やショップが扱わなくなるということも考えられます。

そのほかにも多くの変化がここ数年の間に起こるものと見られ、輸入車においては文字通りの業界再編がなされ、いくつかのブランドは(日本市場では)購入できなくなるという事態が発生してもおかしくはなさそうですね。

2022年12月単月/通年の輸入車販売状況はこちら

順位(累計)ブランド当月販売台数昨年同期比今年の累計昨年同期比
1メルセデス・ベンツ6,860129.0%52,359101.3%
2フォルクスワーゲン3,811136.1%32,22691.5%
3BMW3,00385.0%30,88786.0%
4アウディ2,181197.7%20,75092.1%
5MINI1,89899.0%19,208105.5%
6ボルボ1,845100.1%16,16697.2%
7ジープ87286.4%9,47866.4%
8プジョー98279.1%8,55270.8%
9ポルシェ874106.3%7,193102.6%
10ルノー619135.7%8,615112.4%
11フィアット48962.1%5,75882.3%
12シトロエン72895.8%4,87882.8%
13ランドローバー364107.1%4,48794.0%
14アバルト21481.4%2,646106.3%
15アルファロメオ14866.7%1,62769.5%
16ジャガー77154.0%1,01595.8%
17フェラーリ4530.0%1,424115.1%
18マセラティ13582.3%1,240114.3%
19DS4541.7%79088.9%
20ランボルギーニ1872.0%571124.9%
21キャデラック7570.8%829104.3%
22ベントレー49188.5%651108.3%
23フォード2554.3%33365.2%
24ダッジ2042.6%42370.4%
25ロータス621.4%17958.7%
26マクラーレン15125.0%13672.0%
28アストンマーティン28103.7%34989.9%
29ロールスロイス1862.1%240100.0%
30シボレー65203.1%70599.7%
31アルピナ1440.0%30485.6%
32ヒョンデ57950.0%5182252.2%
33ブガッティ4100.0%
累計26,381108.8%240,75893.1%

参照:日本自動車輸入組合

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->BMW(ビー・エム・ダブリュー), >VW(フォルクスワーゲン/Volkswagen), >アウディ(Audi), >アストンマーティン, >アルファロメオ/アバルト/フィアット, >シトロエン/DS, >シボレー(CHEVROLET), >ジャガー, >フェラーリ, >フォード(FORD), >ブガッティ, >プジョー, >ベントレー(Bentley), >ポルシェ(Porsche), >マクラーレン(McLaren), >マセラティ, >ミニ(MINI), >メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz/AMG), >ランボルギーニ, >ルノー/アルピーヌ, >レンジローバー/ランドローバー(RangeRover), >ロータス(Lotus), >ロールスロイス(Rolls-Royce), >韓国の自動車メーカー, ■自動車各社業績/ランキング/記録等
-, , , , , , ,

© 2023 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5