ノーマルじゃ物足りない？フェラーリ296GTBを過激に変身させる「Gran Turismo di Zacoe」登場、フェラーリ250GTOやF1マシンにインスパイアされたエアロキット

｜　どうせカスタムするのであれば、これくらい思い切ったほうがいいのかも　｜

すでにフェラーリ296GTBのカスタムにはいくつかのチューナーが参入済み

さて、台湾のチューナー、Zacoe（ザコー）がフェラーリ296GTB向けのエアロパーツ”Gran Turismo di Zacoe”を発表。

ザコーはこれまでにもフェラーリやランボルギーニ、マクラーレンなどを対象に様々なチューニングプログラムを発表していますが、そのインスピレーション元は実に多種多様であり、「サメ」であったり「三国志」であったりすることがアナウンスされており、今回のフェラーリ296GTB グランツーリズモ・ディ・ザコーではフェラーリ250GTO、そしてフェラーリのF1マシンにインスパイアされたことが明かされています。

フェラーリ296GTB グランツーリズモ・ディ・ザコーはこんな特徴を持っている

そこでこのフェラーリ296GTB グランツーリズモ・ディ・ザコーを見てみると、フロントではF1マシンから着想を得たフィン付きのスプリッターによってエアフローが最適化され、これらはホイール上の空気の流れをスムーズにし、ブレーキ冷却性能を向上させることを目的としています。

さらにはベント付きのフロントフェンダー、バンパーエクステンションによってボディがワイド化され、フロントフードにもベンチレーションが追加されることに。

サイドには大きなスカートが追加され、リアフェンダーもワイド化されるほか、ダックテール形状を持つリアスポイラーも。

現時点ではこのザコー製エアロキットの価格はアナウンスされていないものの、アメリカ西海岸あたりでは人気が出そうにも思います（もともとZacoeはLAあたりのチューニングシーンをイメージしているようだ）。

なお、フェラーリ296GTBについては多くのチューナーが興味を示しており、すでにノビテック、マンソリーはカスタム済みの実車を公開していて、これに続くチューナーも多数出てきそうな気配が感じられる今日このごろ。

ZACOEはこんな製品を展開している

そこでいくつかZACOEの手掛けた製品を紹介してみたいと思いますが、いずれも非常にアグレッシブなルックスを持つことが特徴で、しかし現在のスーパーカーのアフターマーケット事情においては「これくらいでないと」差別化が難しいのかもしれませんね。

まずこちらはマクラーレン「ワイドボディ」シリーズ。

ランボルギーニ・ウラカンEVO”フュージョンランナー”。

ZacoeではあまりGTウイングを好まず、ボディと一体化したスポイラー、もしくはウイングを採用することが多いもよう。

こちらはGRスープラとそのLEGOバージョン。

こちらはフェラーリシリーズ。

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参照：Zacoe（Facebook）