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ラ・フェラーリの後継はすでに開発着手。フェラーリ「我々はF1のエンジンを搭載することはない」

2017/05/14

Autocar報じるところによると、フェラーリは「すでにラ・フェラーリの後継モデルの開発に取り掛かっている」とのこと。
ラ・フェラーリはクーペとオープン(アペルタ)が発売されていますが、その後継モデルが「5年以内に」登場するだろう、としています。

これはフェラーリのチーフ・テクノロジー・オフィサーが述べたもので、加えて「F1のエンジンは使用しない」とのこと。
一瞬「メルセデスAMG プロジェクト1」へのあてつけかと思ったのですがそうではなく、F1のエンジンを使用するとアイドリングが2000-3000回転になったり、さらにはレブリミットが16000回転というとんでもないエンジンになり、それをロードカー向けに搭載するには大変な苦労が必要だとしています(実際にF50はF1のエンジンを積んでいますが、かなり大変だった模様)。

なおメルセデスAMG プロジェクト1はF1のエンジンを搭載することで有名ですが、そのためにエンジンの耐久性が劣るとも言われています(レース用エンジンは安全マージンが市販モデルのそれに比べて低く、よってかなり神経質)。

ラ・フェラーリはV12エンジン+KERSにて950馬力を発生しますが、前出のチーフによるとパワートレインは「未定」とされ、ガソリンエンジン一本なのかハイブリッドなのかも不明。
ただ、フェラーリはF12エンジンの生き残る道について「ハイブリッド」を示しており、やはりラ・フェラーリ後継はハイブリッドとなるのかもしれません。

なおオートカーは「オールエレクトリック」の可能性も捨てきれないとしていますが、5年というタームではラ・フェラーリを超えるEVは作れないかもしれない、とは思います。

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  • この記事を書いた人

JUN

2013年より当ブログを運営中。 国産スポーツカー、ポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリ等を乗り継ぎ現在に至ります。 単なる情報の記載にとどまらず、なにかしら自分の意見を添え、加えてクルマにまつわる関連情報(保険やメンテナンスなど)を提供するなど「カーライフを豊かにする」情報発信を心がけています。 いくつかのカーメディアにも寄稿中。

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