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「パクリではなくオマージュ」?アレス・デザインが1950年代マセラティ風のカスタムカー製作に着手

2018/11/05

| アレス・デザインが今度はクラシック・マセラティ風のクルマをリリース。ベースモデルは?|

これまでにもデ・トマソ・パンテーラを現代に蘇らせたり、フェラーリ250GTOのオマージュモデルを制作するなどの計画を打ち出してきたイタリアのアレス・デザイン。

アレス・デザインを立ち上げたのは前々ロータスCEO、そしてフェラーリ副社長の経験もあるダニー・バハー氏ですが、今回は「プロジェクトWami(ワミ)」を公開しています。

これは1950年代のマセラティ2000スパイダーをモチーフとしたもので、アレス・デザインいわく「これまで世に送り出されたスパイダーの中で、もっともエキサイティングな一台」だと主張。

今のところスペックは謎のまま

現時点で公開されている情報はこれらレンダリングのみで、スペックについては不明。
アレス・デザインは自動車メーカーとして認可を受けていないのでなんらかのベースモデルが必要であり、たとえばデ・トマソ・パンテーラの現代版”プロジェクト・パンサー”だとそのベースはランボルギーニ・ウラカン。

これをパンテーラへとコンバートしているということになりますが、上述のようにアレス・デザインは「自動車メーカーではない」ためにこのプロジェクト・パンサーについて、車検証上の「メーカー」はランボルギーニのままとなります。

こういった感じで今回のプロジェクトWamiについてもなんらかのベースモデルが必要となりますが、アレス・デザインのコンプリートカーはいずれも高いデザイン性や優れたフィニッシュを持ち、価格も「億」を超えるものばかりなので、当然ながらそのプライスタグを付けてもおかしくはないクルマがベースに選ばれることになりそう。

インテリアを見ると手動式パーキングブレーキが見え、かつマフラー出口を見るとエンジンは「フロント」。
シフトレバーもなくAT/DCT/セミAT車がベースとなると思われるものの(しかしペダルは3つある。まさかコラムシフトとも思えない)、ちょっとこの要件に該当するクルマは思い浮かばず、今後の進展そして情報公開を待つしかなさそうですね。

なお、マセラティ2000スパイダーはこんなクルマ。

アレス・デザインは他にこんなクルマをリリース/計画している

このプロジェクトWamiのほか、アレス・デザインがこれまでにリリース並びに計画を公開してきたのはこういったクルマたち。
最近だとフェラーリGTC4ルッソをフェラーリ365/400風にする「プロジェクト・ポニー」が話題に。

そしてフェラーリに怒られそうな、フェラーリ250GTOへのトリビュートカー。

そしてアレス・デザインの名を一躍有名にした「プロジェクト・パンサー」。

そして富裕層相手ということで、メルセデス・ベンツGクラスやランドローバー・ディフェンダーのカスタムも手がけています。

VIA:ARES DESIGN

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