| ランボルギーニの販売ペースは年々増加 |
ランボルギーニがアヴェンタドールの生産が8,000台、ウラカンの生産が11,000台に達した、と発表。
アヴェンタドールは2011年の発表なので7年でこの数字を、ウラカンは発売後4年でこの数字を達成したことになりますが、アヴェンタドールの前身であるムルシエラゴが9年で4000台の販売、ウラカンの前モデルであるガヤルドが10年で14000台であったことを考えると驚異的なペースだと言えます(ムルシエラゴは年平均444台、アヴェンタドールは年1142台。ガヤルドは年平均1,400台、ウラカンは年2,750台)。
8,000台目のアヴェンタドールは日本へ納車
なお、8,000台目のアヴェンタドール(アヴェンタドールSロードスター)はGrigio Telestoのボディカラーを身にまとい日本のオーナーへ、11,000台目のウラカンのボディカラーは「Blue Nethuns」でイタリアのオーナーへ。
販売台数が増えると懸念されるのが中古相場の下落ですが、ランボルギーニは「これ以上、年あたりのスーパースポーツ販売(生産)台数を増やさない」としており、希少性を維持する戦略に転じる模様。
そのかわりといっては何ですが「ウルス」の生産を極限まで高める予定で、今後はウルスを「稼ぎ頭」に育てたい意向のようですね。
ちなみにランボルギーニの歴代モデルについて、その販売台数は下記の通りとなっています(古いモデルの販売台数は参照先によって差異があり、当時の馬力や最高速のように”不確か”なのかも)
400GT(1966-968) 247台
ミウラ(1966-1973) 765台
イスレロ(1968-1969) 225台
ハラマ(1970-1976) 328台
エスパーダ(1968-1978) 1,217台
ウラッコ(1973-1979) 607台
シルエット(1976-1979) 54台
カウンタック 2,000台
ジャルパ(1981-1989) 179台
LM002(1986-1993) 301台
ディアブロ(1990-2000) 3,282台
ムルシエラゴ(2001-2010) 4,099台
レヴェントン(2007-2009) クーペ20台、ロードスター20台※限定
ガヤルド(2004-2014) 14,022
ヴェネーノ(2013-2014) クーペ3台、ロードスター9台※限定
チェンテナリオ(2017) クーペ20台、ロードスター20台※限定
あわせて読みたい、ランボルギーニの業績関連投稿
ランボルギーニが2017は台数のみではなく売上金額も過去最高だったと発表。1台あたりの利益は?
VIA:Lamborghini