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ランボルギーニ・アヴェンタドールが9年で1万台の生産を達成!V12モデルの常識を破り、予想の倍近いペースで売れ続ける

2020/09/11

| 1万台目のアヴェンタドールは「SVJロードスター」、タイの顧客のもとへ |

ランボルギーニが「アヴェンタドールの生産台数が1万台に達した」と発表。

これは発売されてから9年目にしての快挙となりますが、記念すべき1万台目のアヴェンタドールは「SVJロードスター」。

ボディカラーはGrigio Acheso(グレー)とRosso Mimir(レッド)とのコンビ、インテリアはアドペルソナムによって仕立て上げられたRosso Alala(レッド)とブラックとのコンビで、タイのオーナーに向けて届けられるのだそう。

なお、画像を見るとすでにマスクは装着しておらず、かつこれまでの「定番」であった腕組みをしている人も2人のみ。

画像の右端の方で、ランボルギーニCEO、ステファノ・ドメニカリ氏がピースサインをしているのがちょっと可愛いですね。

ランボルギーニ・アヴェンタドールの歴史はこうなっている

アヴェンタドールについて、最初のモデルである「LP700-4」が登場したのは2011年。

市販車離れしたスタイリング、圧倒的なパフォーマンスにてスーパーカーの「基準」を書き換えることに。

翌2012年にはオープンモデルである「アヴェンタドールLP700-4ロードスター」を発売しており、同年にはワンオフモデルのアヴェンタドールJも発表。

さらにはアヴェンタドールLP720-4 50°アニヴェルサリオ、アヴェンタドール・ピレリ・エディション、アヴェンタドール・ミウラ・オマージュ、アヴェンタドールSV等のスペシャルモデルを発売し、2016年にはフェイスリフト(マイナーチェンジ)版である「アヴェンタドールS」へとスイッチしています。

そして2018年にはニュルブルクリンクのラップタイムにおいて「市販車最速」を誇るアヴェンタドールSVJが登場して今に至る、という流れです。

ランボルギーニの現行モデルはこういった売れ方をしている

そして気になるのがウラカンやウルスといった他のモデルの販売状況。

まず、ウラカンは登場から4年目の2018年(3月)に1万台を販売しており、これはアヴェンタドールの「倍以上」のペースであ、5年が経過した時点では「ガヤルドが10年かけて売った」14,022台に並んだ、とも報じられていますね。

ただ、このペースに驚くのはまだ早く、驚異的なのは「ウルス」の販売台数。

こちらはなんと発売から2年半で1万台をクリアしており、とんでもないペースで売れているという事実に驚かされます。

ランボルギーニの過去モデルはどれくらい売れているのか

そしてさらに気になるのが、ランボルギーニ過去モデルの販売台数。

これを見てもわかるとおり、その流れを変えたのは「ガヤルド」。

そしてランボルギーニのV12モデルだと、アヴェンタドールを除くと最も売れたのはムルシエラゴの4,099台であり、よってランボルギーニは当初「アヴェンタドールは10年で6,000台売れればいいほうだろう」と考えていたと言われますが、フタを開けるとその倍ほどのペースで販売が推移しているということになります。

350GT(1964-1966) 131台
400GT(1966-968) 247台
ミウラ(1966-1973) 765台
イスレロ(1968-1969) 225台
ハラマ(1970-1976) 328台
エスパーダ(1968-1978) 1,217台
ウラッコ(1973-1979) 607台
シルエット(1976-1979) 54台
カウンタック(1974-1990) 2,000台
ジャルパ(1981-1989) 179台
LM002(1986-1993) 301台
ディアブロ(1990-2000) 3,282台
ムルシエラゴ(2001-2010) 4,099台
レヴェントン(2007-2009) クーペ20台、ロードスター20台※限定
ガヤルド(2004-2014) 14,022
ヴェネーノ(2013-2014) クーペ3台、ロードスター9台※限定
チェンテナリオ(2017) クーペ20台、ロードスター20台※限定
アヴェンタドール(2011-)10,000台に到達※2020年9月
ウラカン(2013-)14,022台に到達※2020年6月
ウルス(2018-)10,000台に到達※2020年10月

参照:lamborghini

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