![ランボルギーニの究極ハイパーカー、エッセンツァSCV12を見てきた!サーキット走行専用なのに細部はロードカー以上にオシャレだった](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2021/11/Lamborghini-Essenza-SCV12.jpg)
| まさかここまでエッセンツァSCV12の細部が芸術的に作られているとは思わなかった |
内外装はベースとなるアヴェンタドールに比較して「全くの別モノ」
さて、ランボルギーニデイ・ジャパン2021に展示されていたハイパーカー、エッセンツァSCV12。
アヴェンタドールのコンポーネントを使用しながらもサーキット走行のみに焦点をあわせて開発されたクルマで、40台のみが限定にて生産されます。
搭載されるエンジンは6.5リッターV12、出力は830馬力で、このエッセンツァSCV12購入者は「エッセンツァSCV12クラブ」に加入することができ、ランボルギーニ本社に設置される専用格納庫に車体を保管可能となるほか、アプリを使用して24時間通じ、自分のクルマを確認できるとアナウンスされています(そして格納庫は、それぞれのクルマ専用にカスタムされる)。
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エッセンツァSCV12はこんなクルマ
そしてこちらが展示されていたランボルギーニ・エッセンツァSCV12。
![L1360724](https://live.staticflickr.com/65535/51658346053_7382155a31_c.jpg)
専用のエアロパーツを身にまとい、発生するダウンフォースはなんと1,200kgと言われます。
![L1360722](https://live.staticflickr.com/65535/51658797919_eeb4d5298e_c.jpg)
メインとなるボディカラーはスクアドラ・コルセのイメージカラーでもある「ヴェルデ・マンティス」。
![L1360718](https://live.staticflickr.com/65535/51658993660_9666f516c3_c.jpg)
エッセンツァSCV12の細部は芸術品のようだった
そしてエッセンツァSCV12の細部を見てみたいと思いますが、「まるで芸術品のようだな」というのがその印象。
ドミラーはステーともども専用の形状を持ちますが・・・。
![L1360530](https://live.staticflickr.com/65535/51658111076_837f9c069b_c.jpg)
まるでオブジェのようにアーティスティック。
![L1360531](https://live.staticflickr.com/65535/51658111046_a3603ed43a_c.jpg)
ボディパネルはカーボン製ですが、カーボンファイバーの織柄がそのまま生かされている部分、そしてペイントされている部分とに別れます。
ちなみにこういったカラーリングは塗り分け、ハイライト、グラフィック含めてすべて「ペイント」にて再現されることに。
![L1360527](https://live.staticflickr.com/65535/51658111176_c644814d65_c.jpg)
ウイングの端はこんな形状。
![L1360434](https://live.staticflickr.com/65535/51658779299_da3fb1fc94_c.jpg)
テールパイプまでアーティスティック。
![L1360443](https://live.staticflickr.com/65535/51658103501_e76e0872f5_c.jpg)
テールランプは細長い六角形。
![L1360441](https://live.staticflickr.com/65535/51657291982_5a32781a69_c.jpg)
リアアンダーにもエアロフリック。
![L1360451](https://live.staticflickr.com/65535/51657291717_4d39e15a72_c.jpg)
こちらは給油口。
![L1360455](https://live.staticflickr.com/65535/51658103116_f6ab3b65e5_c.jpg)
リアフェンダー内にはラジエターが内蔵されます。
![L1360467](https://live.staticflickr.com/65535/51657296547_af1057cea1_c.jpg)
サイドステップには大きなウイングレット。
![L1360469](https://live.staticflickr.com/65535/51658108056_bb8c8795d2_c.jpg)
前後フェンダーは直進性を向上させるためと思われるフィンが設けられています。
![L1360473](https://live.staticflickr.com/65535/51658979410_55bf1fa8d1_c.jpg)
タイヤ・ホイール、ブレーキシステムはもちろんレース用。
![L1360476](https://live.staticflickr.com/65535/51658331428_b245930648_c.jpg)
フロントフードの奥は「ほぼ全面」ラジエター。
![L1360487](https://live.staticflickr.com/65535/51658107556_fd849be00f_c.jpg)
フロントライトは「六角形」。
![L1360483](https://live.staticflickr.com/65535/51658979125_6f5b00c4df_c.jpg)
フロントのエンブレムはデカールやペイントではなく、ほかのランボルギーニと同様の立体式です。
![L1360488](https://live.staticflickr.com/65535/51658107536_a00ccd6eba_c.jpg)
ウインドウはもちろんアクリル板ですが、それを固定するビスがなんともスタイリッシュ。
![L1360506](https://live.staticflickr.com/65535/51658111741_d0a6cc0c64_c.jpg)
ドアハンドル等オープナーは独自形状へ(これらのデザイン性も非常に高い)。
![L1360505](https://live.staticflickr.com/65535/51657300437_1e4913dea7_c.jpg)
ランボルギーニ・エッセンツァSCV12のインテリアはこうなっている
そしてこちらはエッセンツァSCV12のインテリア。
エクステリア同様、インテリアも完全にオリジナルデザインを持っており、ドアを開けて目に入るのはこの「異常に高い」サイドシル。
なお、エッセンツァSCV12は「ロールケージを持たずにFIAの定める強度要件を初めて満たした」クルマだとされますが、そのぶんガッチリ補強されているようですね。
![L1360459](https://live.staticflickr.com/65535/51658327563_e0f140fdf3_c.jpg)
レーシングカーなのにエアコン吹出口は非常にオシャレ(これだけでもオブジェとして通用しそうだ)。
![L1360509](https://live.staticflickr.com/65535/51658787664_a979d041f3_c.jpg)
ステアリングホイールのセンターにはメーター内蔵。
![L1360508](https://live.staticflickr.com/65535/51658111711_a1865e964f_c.jpg)
これはスタートボタン?
![L1360517](https://live.staticflickr.com/65535/51658336113_aa1590386d_c.jpg)
センターコンソールにはスイッチ類。
![L1360518](https://live.staticflickr.com/65535/51658336083_23314904c5_c.jpg)
シートはもちろんフルバケットです。
![L1360511](https://live.staticflickr.com/65535/51658111641_1304439209_c.jpg)
その他の画像はFacebookのアルバム「エッセンツァSCV12」に保存中。
会場にてランボルギーニ・エッセンツァSCV12を見てきた際の動画はこちら
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